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最終更新:2023年2月4日


マップの作り方

オリジナルのマップを自作するのがA列車の醍醐味の1つ。狭義の「マップコンストラクション(マプコン)」に限定せず、ゲームモード(「創作ゲーム」の制作・配布)にも通用する「マップの作り方」に迫ります。

ここでは、ゲームの舞台(ステージ)となる「マップ」(地形・地勢)に焦点をあてます。うわべのストーリーやシナリオ(筋書き・ト書き)だけで強引に展開するのでなく、まずはきちんとした舞台をつくろう。地理的分野に関する読む・聞く・書く・話すの4技能をバランスよく育みます。知的財産の種類とコンプライアンスあり。


地理的分野に関する4技能とは

  1. 「読む」:参考資料を自ら探し出して対象を理解する技能(情報を総合する技能)
  2. 「聞く」:図表・写真・動画の内容の理解・解釈などの技能(言語化されていない情報を扱う技能)
  3. 「書く」:統制されたルールのもとで合理的に表現する技能(要件や様式に合わせる技能)
  4. 「話す」:可視化・分類・命名などを用いて説明する技能(情報を整理する技能)
4技能対照表
ページ読む聞く書く話す
地形の自動生成
地域の土地利用
作図しよう
駅名のつけ方
路線図の描き方
駅等級
描画ツール
駅の種類
駅構内の配線
車両基地
地名から見立て

このサイトでは、狭義の「マップコンストラクション(マプコン)」に限定せず、ゲームモード(「創作ゲーム」の制作)にも通用する「マップの作り方」に迫ります。この場合、マップを作った自分だけでなく、見ず知らずの他人にも、自分とは年齢も住む地域も違う人にも、一定の理解や満足をしてもらうことが目標になります。マップの中で表現するものについて、その意図が他人に理解されるようにすることと、そもそも多くの人から理解されやすい(共感を得やすい)ように作るということの両面から取り組んでいくことになります。ものすごく雑に言えば、どこにでもありそうな「ふつう」のマップを作る(なるべく「ふつう」にする)ということです。なーんだ、と思われるでしょうが、「ふつう」とは何でしょうか。「ふつう」ほど難しいものはないかも知れません。また、自分が表現したいものが1つあるかも知れません。しかし、それ1つだけを表現して終わりにしたり、それ以外のものはいい加減な表現をしてしまうのではいけません。マップは、マップ全体として一定の完成をしていて、なおかつ、他人がその続きで遊べるような余地も持っていなくてはなりません。「マップの作り方」のコツは『作り過ぎないこと』(1つのことだけに力を入れ過ぎず全体をバランスよくすること)のように言えるかも知れません。

「A列車で行こう9」のシナリオマップ(ニューゲーム)については、このサイトでも紹介しているように、A9V3A9V4において“優れた”(表現に無理がなく自然で遊びやすい)マップが収録されたほかは、マップの質が安定せず、このゲームのマップをどのように作ればよいのか(つまり「マップの作り方」)を、メーカー自身もあまりよくは把握していない(担当者の引き継ぎができていない)ように見えます。公式ガイドブックを担当するライター氏が作製したという「A列車紀行」も、メイキングの記事は楽しめこそすれ、マップ本体はまったく魅力のないものにしかなっていません。「マップコンストラクションモード」の開始時に選択させられる地形の「テンプレートも、A9V1の発売当初からそのまま、まったく見直しがされていません。これはもちろん、「地形の自動生成」の機能を使えば、遊びやすい地形や魅力的な地形が無数に生成できるので「テンプレート」を使う人はいないだろうということでもあると思いますが、「地形の自動生成」は慣れるまでに時間がかかりますから、「地形の自動生成」で生成したものでよいので、こんな地形はどうですかというものが「テンプレート」に16個くらいは入っていてほしいものです。あるいは「テンプレート」の選択という操作なしで「平地(1:1)」がデフォルトで読み込まれ「地形の自動生成」のウィンドウが開いた状態で「マップコンストラクションモード」が開始するというストレスのない動作をしてほしいということかも知れません。ひいては「ニューゲーム」のメニューから直接「地形の自動生成」が実行でき、「創作ゲーム」として登録してから読み込むという操作なしでいきなり遊べれば、もっとよいかも知れません。「A列車で行こう9」というゲームソフトは、ゲームやマップの内容以前に、このようなところがまるで気の利かないソフトなので困惑させられます。しかも、こうしたことがまったくそのままでPS4に移植されたので、開いた口が塞がりません。

このページでは地理的分野の学習と、語学のトレーニングに倣った技能の考え方で「マップの作り方」を考えてみましたが、美術が専門の人や、小説や脚本が専門の人が考えれば、また別の「マップの作り方」が見い出されてくるでしょう。このページの「マップの作り方」に従うだけでは、確かに「ふつう」のマップにはなるでしょうが、おもしろみには欠けるでしょう。このゲームのマップはどのように作られてほしいかということを、みなさんも考えてみてください。

いろいろな動画や音楽から連想を広げよう





思いもよらない関連性や類似性を見つけたときに感じる素朴な喜びを満喫しながら、あらゆるものを着想のヒントにしよう。スコープはグローバルにマインドはオープンで

  1. 東海道新幹線の車内チャイムとスウェーリンクのファンタジアで武器屋トルネコ
  2. 次回予告のピアノバッキングで聴く環境音とはにわ発車メロディー
  3. 近鉄の列車通過音とパット・メセニー・グループを重ねて聴きながら視るべきアニメ

このサイト内の関連ページ

「サイト」という言葉を知っていますか:検索で見つけた1ページだけを見るのでなく、そのページがあるサイト(場所)の全体を広く見渡しましょう。このサイト(arx.neorail.jpとepidef.net)には、「A列車で行こう9」に関する様々な内容が様々な切り口でいくつものページに分かれて書いてあります。1ページだけでは物足りなかったりよくわからなかったりすると思いますので、サイト全体をざっとでよいので目を通してください。自分がどんなサイトを見ているのか、ブラウザのURLのドメイン名をよく見て確かめることを習慣づけましょう。このページを見ているあなたは個人だと思いますが、このサイトを作っているのも個人です。その気になれば、あなたも個人でサイトを作ることができます。このサイトに足りないものがあると思ったら、あなたが自分で作ってください。わたしがこのサイトを作ったのも、足りないものがあると思ったからです。インターネットの世界は、こうしたことの積み上げによってできています。

外部のサイトへのリンク

「リンク」の意味を知っていますか:インターネットでは、いくつものサイトが共存することで、豊かなコンテンツの世界を生み出しています。このサイトにあらゆる内容を集めることはできませんが、考えられる限りのほかのサイトを紹介して、あなたのお役に立とうとすることはできます。日本語には「餅は餅屋」という美しい言葉があります

「ウィキ」の由来を知っていますか:ハワイ語で「速い」を意味する形容詞「wikiwiki」から名前を採った、貴重な脳細胞の無駄使いを減らせる有用なツール。「間違いを犯しにくくするのではなく、間違いを直しやすくする」という哲学に従う。「ツアーバス停」あり。(ウィキペディア)何かやってみたいが自分でサイトを作るのは躊躇するという方は貴重な脳細胞を利活用等して関係各箇所のウィキに出入りしてみてはいかがだろうか。編集方針はウィキごとに様々である。各ウィキの管理者の指示に従ってほしい。年少のゲーマーにとっては「ゲーム攻略情報サイト」の代名詞になっている「ウィキ」だが、「ウィキ」を名乗るからにはウィキの哲学と精神を守る責務が管理者にも参加者にも発生してくる。単に編集が楽なCMSを使いたいだけなら、ウィキのほかにいくらでもあるのだ。わざわざウィキを選んで「ウィキ」を名乗り、そこに参加するということには強い主張が含まれることになる。

※このサイトは広告ではないので、製品情報そのものへのリンクは差し控える。そもそも、ここをご覧のあなたはすでにソフトを購入済みのはずだから製品情報は不要だろう。メーカーの公式情報とプレスリリースに基づくニュースのほかでは、ログをインして「公式ガイドブック」の版元であるKADOKAWA系列の情報源(ドワンゴを含む)が公式情報に準じる。PS4版「A列車で行こうExp.」については、PS4の商標使用に関する制約からか、Windows版とあわせての紹介ができないようである(※詳細は未確認)。ただ、それは商業ベース(広告や商品説明、B2B)での話。個人としては、Windows版とPS4版を特に区別する必要はない。ただ、歴史的にアップルの製品とは距離感があるSwitch版についてはこちら

どすがぱらしてドスパラの「推奨モデル」は、これをここで買えという話ではなく、プレーに要求されるPCスペックのリファレンス(基準)として紹介するものである。だいたい同じものをだいたい同じ予算で、だいたいいつでも(10年後でも)PCパーツを買い揃えて組み立てればよい。PCゲームの隣にはこのような「自作PC」の文化があるので、情報源としてインプレスは特別扱いしたい。「A列車で行こう9」をプレーしている人の全員が、ン十万円もする豪華なPCをぶん回しているとは思わないでほしい。中学生くらいの人から見れば贅沢な遊びだと思われるだろうが、大学生や社会人になれば特にどうということはないものである。なお、このサイトは16歳以上が対象。

※「A列車で行こう9」に限ったことではないが、情報流通の「タコつぼ化」が激しい。「A列車で行こう9」の広告が雑誌「鉄道ファン®」に出稿されていることを知らないまま「いわゆる鉄道ファン」をからかうようなことをするのは避けるべきであるし、雑誌「鉄道ファン®」に限らず、趣味の雑誌あるいは時刻表を読んでいればふつうに知っている程度の鉄道に関する知識を、おおげさに開陳してみせるのもみっともない。「A列車で行こう9」というものがゲームソフトであるからという事情はあるが、「A列車で行こう9」に関するコンテンツの作成に大人がまともな労力をかけないとか、専門知識への橋渡し役を果たさないのはいけないと思った。ファミコンの高橋名人ではないので、じぶんが専門家やチャンピオンである必要も、スター性を備えたタレントである必要もないが、「A列車で行こう9」をまじめに遊ぶまじめなプレーヤーに伴走するまじめな伴走者でありたい。まじめさをからかう者は退場させる強いファシリテーションが必要な時期である。

※ゲームソフトのメーカーが鉄道会社から受けた「商品化許諾」の詳細な条件は非公表だが、常識的に考えて日本国内に限る条件での許諾であろうと思われるので、「A列車で行こう9」を使用した動画や記事は、日本国内のサーバーから日本国内だけに向けて配信するのが無難であると考えることができる。第三者の財産である線路の形態を描くいわゆる配線略図は、自分が執筆する記事の中で必要最小限の範囲を自分の取材に基づいて図示する範囲を超えて、配線略図だけを大量に集めて印刷・製本して販売するのはグレーな領域にある。あくまで必要の都度、自分が注目する配線の概略を文章で述べることが基本である。防諜上、非常に繊細な取り扱いを要する路線もあることに注意しよう。近所の川にはパイプラインが通っているので、遊びに行くときは身分証(生徒手帳)を持っていなさいといったことをこっそり教えてくれた教師もいたものである。

※Windows版、PS4版とも、いつの、どのバージョンを、いくらで買って遊び始めたのか(自分の金で買ったのか)によって、満足度や理解度などが大きく変わることに留意。可能であれば、そのような個人的な経緯を開示した上で投稿なり質問なりをすると齟齬が減って有意義だろう。プレーヤーの地域分布としては、Windows版は関東に偏り(そもそも収録車両が偏り・取り扱いのある家電量販店も偏り)、PS4版は(流通が太く・価格も安く)全国まんべんなく普及していることが示唆される。動画サイトでは、なぜか大阪っぽさと福岡っぽさが濃ゆいが、これは動画の作り手の属性であって、一般の客の属性を反映したものではなさそうである。ほかに、なぜか学校の吹奏楽部の人と「A列車で行こう」シリーズは変に相性が良い社会人では、技術者の人の中にファンが多い気配がある。必ずしも鉄道関連でも建設関連でもなく、なぜか通信関連の人が「A列車で行こう」シリーズに興味を持ちやすい。PCの黎明期にさかのぼっての業種別のPCの普及率に由来していそうである。

※「A列車で行こう9」は長期にわたって継続発売中の作品である。新しい日付の記事は過去に対する差分だけを述べるものが多く、この作品を初めて知る人にはわかりにくい。古い日付の記事にさかのぼって読んでほしい。久しぶりに再びプレーするという人にとっては、当時の記事を読み返すことで発売当時のわくわく感がよみがえるかもしれないし、その時はわからなかったことが、いまはわかるというのもあるかもしれない。歳は取りたいものだ


(このサイトの初版公開:2018年8月1日、地域の土地利用の初出:2018年9月28日、地形が気に入らないときはの初出:2019年7月1日、駅名のつけ方の初出:2020年2月10日)


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