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乗客満載で黒字! 七味唐辛子は組合せ数学! ダイヤ作成はゲームシステムの徹底理解から。【エキスパート御用達】(最終更新:2025年11月10日)


ダイヤ設定 7つの小枝(コツ)

  1. 列車タイプを完全理解せよ
  2. 座標表示を使え
  3. 降車客を分けて扱え
  4. 隣町を使い倒せ
  5. 時刻表を作るな
  6. 12分間隔を目指せ
  7. 全列車に適用をうまく使え

列車タイプを完全理解せよ

本作独自の「列車タイプ」というゲーム内パラメータを使いこなせ
(※「列車タイプ」は「種別」とは別の概念)

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  • 列車と路線(ルート):速度より距離を先に考えよ・広域(都市間)の輸送を先に考えよ・環状線の考え方・複々線の考え方・地下鉄の考え方

座標表示を使え

駅間距離(キロ程)は目分量ではなく「P+Bキー押下」で座標を表示して計算で算出せよ
(※2点間の距離の公式)

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  • 作図しよう:NMPC-L64について(パソコンとマウスが必須です)

降車客を分けて扱え

駅周辺の発展に関わる「降車人員」が表示されないので自力で調べるべし
(※「乗客対応」を使ってコントロールする)

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  • 駅の「乗降客数」と列車の「乗客数」を見ているだけではわかりにくい
  • 各駅ごとに狙い通りの降車客を計上しよう(単純に多ければよしとはしない)
  • 建物の赤字にうろたえるな:「降車客」が影響を与えるのは「自動発展」と「衰退」だけで、建物(子会社・他社物件)の黒字や赤字とは関係ない
  • 建物が「衰退」するのは「降車客」「電力」のいずれかでも不足した場合(赤字の物件が消えていくわけではない・黒字の物件も消える)
  • 列車を大増発して『過密ダイヤ』にすれば駅前の子会社の売上が増えるということはない(子会社の売上は「産業構成比」「人口」「景気グラフ」で決まる)

隣町を使い倒せ

本作独自の「隣町」はゲーム内で都合よく使えるワイルドカードだと思え
(※雰囲気ではなくゲーム上の意味を考えて使う)

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説明

  • 区間ごとの乗客数を考えて「列車タイプ」を決めていくと自然にダイヤ(おおまかな運行計画)ができてくる(⇔マップの地形や地勢をよく表現することが先決:テンプレート「平地」のようなまっさらな状態でいきなりダイヤだけを考えようとしてはいけない
  • マップの端の方の『小さな駅』からは常に“がらがら”で発車というのでなく、「隣町」からそこそこの乗車率で入ってきた列車に「乗客対応」の「乗車」で乗せる(複数の発駅からの乗客を『束ねて』運ぶ)
  • 「Option」の「ダイヤグラム」で「乗客対応」をオンにしておきます
  • 終端駅での折返しのための「ポイント分岐設定」の手間を省くために「高速線路」での「隣町」接続を活用しよう

  • 「隣町」から戻ってくる列車の「乗客数」:じぶんのマップの「人口」に比例
    1. マップの「人口」はじぶんのプレーの成果だから、「隣町に頼るという“ズル”」(横着、手抜き、救済手段)とはとらえないこと
    2. 「曜日」「時間帯」による極端な減少はない(「人口」に対して一定数の乗客が必ずある):夜行列車の運行にも適した仕様になっている
    3. 「列車タイプ」によって異なる(「定員」が同じでも「通勤型」は多く「特急列車」は少ない)
    4. 連結」させた列車では、それぞれの列車ごとに所定の「乗客数」を乗せてくれる(半分になったりはしない)
    5. 「高速線路」をいくつも引き、複数の列車を同時に「隣町」へ送っても問題ない(「乗客数」は減らない)

  • 「隣町」と行き来させる列車に限り、斜めの線路では列車の収支が不利になるため、「隣町」と行き来させる列車に限っては、マップの辺に対して直角・直線(出入りする角度が直角・線路は東西または南北にまっすぐ)で考えよう
  • 「隣町から客を呼び込む」という一方向(片側)だけの理解をしないこと(マップの端から「1km」の駅に、運行距離「1km」で多数の列車を運行しても無駄)
  • マップの「人口」がゼロでは「隣町」にいくら列車やバスを送り込んでも乗客数は「0」、1人たりとも乗ってきてはくれません

  • 【例えば】列車タイプ「特急列車」を「連結」して「隣町」との間で運行距離「9km」を目指そう(マップの端から「1km」の駅があれば、反対側の端まで「9km」走らせよう)
    1. 「隣町」に6両編成を送り込むより、3両編成と3両編成を「連結」させた列車を送り込むほうが有利
    2. ゲームのマップ内で長距離列車を走らせるには、マップの中につくる都心(中心地)を、マップの真ん中ではなく、マップの端や角につくるほうがよい(真ん中を都心にしてしまうと、「隣町」からは「5km」しか距離がない)
    3. 到着時の売上が非常に大きい長距離の特急列車を停車させた駅の周辺は『過発展』に陥りやすいので、マップの角など、余分な土地のない位置に駅をつくると好都合
    4. マップ内に都心(中心地)を2つ・3つ置く(三都物語®する)と、長距離列車をいろいろ工夫して楽しめる
    5. マップの「人口」がじゅうぶんに多ければ、「隣町」も都心(中心地)に見立てることができる

  • 「連結」と「連結解除」は別物です。
  • 「連結解除」を使いこなすのは超上級編です。
    • 列車を「配置」した後、最初だけ「連結」を行ない、その後はずっと「連結」したままにする(「連結解除」を使わない)のが手軽でおすすめ
    • 「連結」させて走らせたい列車は、まず「連結」しない状態の1本の列車でダイヤ設定を完了させ、「連結」を使う前に、ほかの列車にダイヤ設定を「コピー」しておく(「連結」しあう列車すべて、同一のダイヤ設定を持たせる)
    • 適当な駅で、「連結」にチェックを入れた列車を駅の番線に「配置」して待たせておき、「連結」させたい列車を駅の外の線路に「配置」し、待っている列車のほうへ走らせる:「連結」が完了したら、ダイヤ設定の「連結」のチェックは外す(「連結」したままにする場合)
    • すでに「連結」した列車を「ダイヤウィザード」で修正すると、そのときの進行方向で前方の列車のダイヤ設定しか変更されない:ダイヤ設定を変える時は、再び「連結」しない状態の1本の列車で変更を完了させ「コピー」する

時刻表を作るな

時刻表(発車時刻)ではなくダイヤ(ポイント分岐と折返)を組め
(※駅や列車ではなく指令室の視点で/お客様気分を捨てる)

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12分間隔を目指せ

本作では12分より短くしても無意味と知るべし
(※『超過密ダイヤ』は見せかけだけの遊び/ゲーム上無意味なことをしない)

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全列車に適用をうまく使え

列車未配置のままダイヤ設定を完成させてコピーするべし
(※「ダイヤウィザード」を使わないほうがわかりやすい)

  1. 線路を引いたら、これと思う列車を走らせ、基準列車とする(始発駅を決め、そこから出発し、どこかで折返してきて、始発駅に戻るまでを「1サイクル」とする⇒「箱」を『閉じる』:輪っかにする)
  2. 列車1つに1日(24時間)分の「箱ダイヤ」1つを描く(乗務員の視点では「行路」とも呼ぶ)
  3. 始発駅で「発車間隔時間」を決める(路線の中間に位置する駅=運行する区間が異なる列車のいずれもが必ず通る駅=を始発駅としてもよい)
  4. その路線に投入する編成数を割り出す
  5. これすなわち「パターンダイヤ」である(特別なことをすると「パターンダイヤ」という特別なものができるのではなく、素直にダイヤ設定すれば自然と「パターンダイヤ」ができあがるようになっているので、まずは素直に従うべき)
  6. 「箱ダイヤ」1つで複数の列車(前後の列車)を運行することを「分身の術」のイメージでとらえてもよい
  • おおまかな運行計画」を考えたり示したりするのに必要なのは『全駅全時刻掲載™』の「時刻表」ではなく、基準列車の「箱ダイヤ」だけ
  • 区間ごとの輸送力を調節するため、路線ぜんぶを走破する列車、近場で折返して足しげく走る列車、隣町との間で速達する列車などを、それぞれ「箱ダイヤ」で考える
  • 施設との兼ね合いで追越しなどを考えていく
  • 車庫への出入りは後から考えればよい(最初は「24時間運行」でよい)
  • ラッシュ時の増発(ねじこみ)やデータイムの「昼寝」(まびき)も後から考えればよい(エッセンシャルでコンスタントな運行を先に考える)
  • 「A列車で行こう」のダイヤ設定が本物の鉄道の時刻表の丸写しで終わってしまう(自分の力ではダイヤをまったく「作成」できていない)人は「運転」と「運行」の違いを理解していないのではないかと思われる
  • ある列車が、これまでの終点より先まで走るようにするとき、乗務員や車両の「行路が延びる」(≒残業代ください)というニュアンスを含んで「○○駅まで運転を延長」「■■~□□駅間の延長運転」「△△列車の○○延長」などという
  • ある区間で、これまでより優等列車や新型車両などの本数を増やしたり、運行する時間帯を長くするとき、「運行を拡大」という(注目選手の出場機会が増えるような華々しさがある)
  • 「運転」と「運行」の違いは、上図を思い浮かべると(少しは)わかりやすい(“横糸”方向が「運転を延長」で、“縦糸”方向が「運行を拡大」)
  • 「フリークェンシー(frequency)」の発音がうまくできない人は『フリーケンシー』と覚えてもよい(間違っても「ふりーく・えんしー!」と区切って発音したりしないこと)

  • ポイント分岐設定「個別分岐」をいきなり使わず「時間指定分岐」を駆使しよう(たいていの場合は「時間指定分岐」で済む)
  • ポイント分岐設定は自動車のゲームでいう「チェイスビュー(後方俯瞰視点)」(運転士の背後に立つ指導員の視点!)で見よう
  • 列車ごとのポイント分岐設定が不要となる向きや位置のポイントもあることに留意(ポイント分岐設定のデフォルト値を決めて「全列車に適用」しよう)

  • 「Option」の「データ表示」で「駅の資材有効範囲を表示する」をオンにしておきます
  • このゲームの「駅の影響範囲(緑色の円)」「乗客発生時間帯」「産業構成比」からなる「乗客数」のメカニズムをよく理解しよう(きわめて現実に即したプロフェッショナルな実装になっているので、わたしたちこそが勉強すべき)
  • 「12分間隔」についてはこちら:1時間を12分で割ると5つのマスができる。そのマスごとに列車が1本は発車するように(上下線の列車の発車時刻が重ならないように)
  • 「パターンダイヤ」というと「10分間隔」のイメージが強いとは思われるが、60分(1時間)や1440分(1日)が割り切れる時間ならなんでもよい:「12分間隔」でも「84分(1時間24分)間隔」でもいい(ゲーム画面の「発車間隔時間」で直感的に扱える)
  • ゲーム内で接続の悪さや待ち時間の長さへのペナルティはないので「長時間停車」「カラ待避」になっても気にしなくてよい

  • ゲームの進行により「産業構成比」がいびつになると、平日と土休日の「乗客数」が直感に反した変化になるかもしれない
  • 「産業」(建物)ごとに特色がある「乗客発生時間帯」だが、マップの開発が進んで建物の総数が多くなると全体で平準化されてしまい、ぼんやりした「乗客数」の変化になる:朝方にラッシュらしいラッシュがなく、10時から17時まで妙に多く、21時を過ぎると極端に少ない
    ぼんやりした相鉄いずみ野線の「土休日」のような運行本数にしておくと当たらずとも遠からず

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指導者用解説

マップ全体をよく見渡して 都市の発展や人口をよく見て スマートな設定を目指そう

「列車タイプを完全理解せよ」「座標表示を使え」「降車客を分けて扱え」「隣町を使い倒せ」「時刻表を作るな」「12分間隔を目指せ」「全列車に適用をうまく使え」という「ダイヤ設定 7つの小枝(コツ)」は「マップ全体をよく見渡して」「都市の発展や人口をよく見て」「スマートな設定を目指そう」の3つに分類でき、「鉄道の収支は路線網で決まる」「鉄道が都市の開発を促す&鉄道が都市から恩恵を受ける」「ダイヤを組みやすく&改正しやすく」という3つの原則と対応しています。多くの子どもは物事を多面的(立体的)に捉えるのを苦手としています。「何かのやり方」といった具体的(一面的・一方向的)なアドバイスだけでなく、抽象化や一般化を行なってゲームシステムを理解するための手助けとなる認知の枠組み(フレームワーク)を明示的に提供するのが効果的でしょう。「A列車で行こう9」という1つのゲームの中で「街づくり」と「ダイヤ設定」を有機的に結び付けるのが目標となります。簡単に言えば、列車が乗客満載で鉄道が黒字で都市も発展するという好循環を生み出すことです。ゲームの中で鉄道と都市が密接に連動する、そこに確かなダイナミズムがあるのを実感できて初めて、ゲームの中の鉄道と都市を「リアルだ」と感じることができるのです。

子どもは本物の鉄道や都市をそっくり『再現』しさえすれば「リアルだ」という考え(「リアルさ」を得る方法は『再現』以外に存在しないと決めつけてしまう二項的・排他的な考え)に囚われがちですから、周囲の大人がよく注意してあげましょう。


「合理的なプレー」への指針

「ダイヤ設定 7つの小枝(コツ)」は小手先のテクニックの寄せ集めではなくゲームシステム全体を俯瞰して総合したものになっています。

「A列車で行こう9」(PS4「A列車で行こうExp.」)のゲームシステムは、けだし限られた玄人のみぞ知る秘密ではなく、マニュアルをきちんと読めば誰もが理解できるものです。マニュアルを読んでいないのは論外ですし、読んだのに理解できていないのは恥ずかしいことですが、困ったときはネットや友人や先輩や兄弟に頼るのでなく親や先生を頼ってください。子どもには少し難しいゲームだからこそ、周囲の大人による見守りが必要です。この「ダイヤ設定 7つの小枝(コツ)」は指導者用の解説です。保護者や教員の方には、このページを参考にしてもらいたいと思います。もちろん、プレーヤーのあなたが大人なら、あなた自身で「ダイヤ設定 7つの小枝(コツ)」を自分のプレーに活かすことができるでしょう。

A列車で行こう9・Exp.のダイヤ設定にはホイール付マウス必須です。A列車で行こう9・Exp.のダイヤ設定の『最大のコツ』と呼べるものがあるとすれば、それは「ゲームを一時停止すること」でしょう。何にしてもA列車で行こう9・Exp.の公式マニュアルを最初に読むのが大前提です。マニュアルを自分で読むということ自体に困難さのあるプレーヤーがプレーできるゲームではありません。これは大人でも油断禁物です。

プラットフォームもバージョンも示さず「A列車」とだけ呼ぶ人がいますが、そのように「A列車」とだけ呼んだとき、Windowsを使ってきた多くの人は「A列車で行こう4」以来の「ナンバリングタイトル」を思い浮かべます。「ナンバリングタイトル」にはPC版もあればゲーム機版もあります。「A列車で行こう5」と「A列車で行こう6」はソニーのゲーム機で発売された「ナンバリングタイトル」です。時々「A列車5」という検索がありますが、こんな表記では「A列車で行こう5」なのか「A9V5」なのか判別がつきません。いまはなきツイッターでは「A列車9」という表記が散見されていましたが、これは非常に気持ち悪いものでした。製品名は自分の物ではなくメーカーの物です。他人の物の名前を自分の物のように自分勝手に略してはいけません。なお、それゆえ仕事として請け負ってゲームソフトを紹介するときにはむやみに他社の製品名や会社名を使えないので、客の目から見れば不自然なほど単一の製品のことしか言わない(例えばSwitch版「A列車で行こう はじまる観光計画」であれば、世界に「A列車で行こう はじまる観光計画」しか存在しないかのような言い方で「A列車で行こう9」には絶対に言及しない)記事や動画が作成されることになり、その記事や動画が天然客による自然発生的なものなのか養殖メーカー側の仕込みによるものなのかは比較的容易に見分けられます。第三者として他社類似製品でも歴史的作品でも超大手の人気作でもなんでも自由に言及する自由のもとで行なわれる情報発信がないと、客がプラットフォームやバージョンをまたがって一般的な理解をしたり応用したりしていくことは促されません。客が「理解」などしてしまったら製品を買ってもらえなくなるとでも心配しているのでしょうか、客に開示する情報をコントロールすることで客をコントロールするのはメーカーの仕事ではありますが、度が過ぎるのはいけません。

繰り返しにはなりますが、現実の鉄道のダイヤの考え方にPCとPS4とSwitchと3DSといった違いがあるわけではありません。スーパーファミコンの「A列車で行こう3」、PSPのアーカイブの「A列車で行こう5」、3DS版、それにSwitch版しか知らない人が得意気にゲーム「A列車」を語るのはアンフェアです。Windows機を「母艦」と呼ぶエンジニアは多いでしょう。母なるアー…Windows版の「A列車で行こう9」にはゲーム「A列車」の「すべて」があります。「ダイヤ設定 7つの小枝(コツ)」は「A列車で行こう9」(PS4「A列車で行こうExp.」)のゲームシステムに即しての説明になっていますが、「ダイヤ設定 7つの小枝(コツ)」を通して現実の鉄道のダイヤの考え方に親しめば、Switch版だろうが3DS版だろうが「A列車」をより深く楽しめるに違いありません。プラットフォームやバージョンが違うというだけで「この情報は自分には関係ない(時間を損した!)」などと腹を立てるのでは大損です。Switchというハードウェアでも他社の電車ゲームでは線路のカントで画面が傾きます。完全に同じゲームをSwitchとPCとPS4で同時発売するメーカーがいくつもあります。Switchだからできないということはありません。Switch版を「ナンバリングタイトル」とは趣向が違うものにしないといけない理由はどこにもありません。2010年2月の発売当初の「A列車で行こう9」は「スケール2:1モード」の「40編成まで」でしたが、これで確かに遊べていました。これをそのままSwitchに移植しようという話にならないのでは話になりません。Switchに移植するために徹底した軽量化を図ればWindows版も軽くなって客が喜びます。このこと自体はPS4への移植という形で達成されましたが、Switch版「A列車で行こう はじまる観光計画」は開発リソースと宣伝コストの無駄遣いに過ぎます。西武新宿線の沿線には「怒るな働け」を掲げる大学があることはあまりにも有名です。

「ダイヤ設定はどうやるの?」と検索して見つけたはいいものの、わかったのかわからなかったのかもわからない感じに立ち去る人が多いですが、この「小枝」だけをいきなり読んでわかるものではありません。このページの「7つの小枝(コツ)」は、そのあまりにも軽薄なタイトルとラフな外見に反して、非常に内容が濃いエキスパート御用達のコンテンツです。この「ダイヤグラム総合」のコーナーの最初から順番に(順番通り、飛ばさずに)読んでほしいですし、このサイトのトップページから「はじめに」も読んでいただいた上で、ほかのコーナーにも目を通すという相応の労力をかけて読んでほしいと思います。「ダイヤグラム総合」のコーナーの最初でも述べている通り、ダイヤが云々という以前に路線網がきちんとできているのかを確認してください。そこができていないのでは話になりません

ダイヤ作成のコツを云々できるまで「A列車で行こう9」というゲームのゲームシステムを理解せず挫折した挙句、自分は悪くない(ゲームの出来が悪い)と主張してしまう人が出ないように、このページを作成しました。しかし、小枝1から4までを「関係ないことばっか書いてある」といって怒り、自分が知ってる「時刻表」という単語が出てくる小枝5だけを見ようとする人がいます。番号を振ってあるものは、意味があって番号が振ってあるのです。順番を無視しないで、見たいものだけを見るのではなくぜんぶ見るということが必須です。メーカーが用意したドキュメントについていえば、番号が振られているとは限りませんが、ぜんぶ頭に入れるのが大原則です。マニュアルはぜんぶ暗記して当然で、公式ガイドブックはぜんぶ手元に置いていつでも参照できるようにしておくべきものです。そこを怠ったために起きた失敗はユーザー側の落ち度ということになります。


その他の小枝(コツ)



ダイヤがよくわかる区間が、必ずしも写真や動画で見栄えがするとは限りません。また、あまりにも見慣れた駅の光景の中にも、ダイヤがよくわかる場面がひそんでいるものです。参考になる動画を丹念に探し当てて、ゲームに活かしましょう。参考にしたときは、そのことを明記しましょう

小枝安易に私鉄ごっこをするな:
いたってふつうのJRを勉強せよ
小枝私鉄なのかすら考えない架空の鉄道で好き放題するな:
いたってふつうのJRを表現してみよ
小枝車内販売で小枝がなければトッポを買えばいいじゃない:
ものごとを“好き嫌い”で決めないこと
小松菜思いつきで勝手な工夫をするな
最もふつうのやり方を追求せよ)
小松菜省略できることは省略せよ
(正しく手を抜け)
小松菜ゲームシステムに即して考えよ
(ゲームに用意された仕様はどんどん使え)

詳しくはこちらをご覧ください

あらかじめマニュアルと公式ガイドブックを熟読のこと

ゲームシステムの徹底理解で迫る実感的でリアルなおかつ効率的で無駄のないダイヤ作成。スモールステップで着実に。

ダイヤ設定 7つの小枝(コツ)

「ダイヤ設定 7つの小枝(コツ)」は、操作方法の説明ではありません「ダイヤグラム総合」の最初から、また、このサイト全体の目次からも、関連するページをあわせて読んでください。あわせて読む必要のあるものを読まないまま「わからない」と言うことのないようにしてください。あなたがわからないことは、あなたの親や先輩や友達もわからないでしょう。読んでもわからないときは、「理数探究」についての相談をするふりをして学校や塾の先生に聞いてみてください。あなたの学校や塾の先生がいかほどのものであるかを試そうではありませんか。学校や塾の先生を使い倒してください。

操作方法はわかっていて、すでにちゃんとダイヤ設定はできているのだけれども、なぜか“リアル”じゃないし“実感的”じゃない。その原因は、「現実の鉄道について知らない部分が残っているから」と「ゲームシステムについて理解できていない部分が残っているから」の2つに大別できるでしょう。「ダイヤグラム総合」の他のページでは「現実の鉄道について」を詳しく見ているのに対し、「ゲームシステムについて」を詳しく見ていくのが「ダイヤ設定 7つの小枝(コツ)」です。実感的でリアルしかも効率的で無駄のないダイヤ作成には、「現実の鉄道について」と「ゲームシステムについて」の両面から迫っていきましょう。


『裏技』とは何ですか(なぜゲームには『裏技』という言葉があるのでしょうか)

家庭用ゲーム機ではファミコンの時代から『裏技』と呼ばれていましたが、『裏技』という言葉そのものはもっと前からあったはずです。店に設置されたアーケードや「インベーダー」など、コインを投入して一定時間だけ遊べるゲームで、店の人が嫌な顔や困った顔をする、あるいは内緒で頼み込んで特別なことをしてもらう(客なのに「まかない」のメニューを要求する)、そういうことを『裏』と言ったのです。『技』のほうはどうでしょうか。その時代のゲームは『技』の腕前を競わせて、みんなでわいわい騒ぐというものだったのです。ただ、これはあくまでゲームセンターのゲームや家庭用ゲーム機のこと。まじめにこつこつひとりで遊ぶコンピューターゲームの歴史とは相いれません。「A列車で行こう9」に『裏技』を要求する(あって当然、それでこそゲームだと言わんばかりの態度をとる)人は、あまりにもコンピューターゲームの歴史を知らなさすぎると言わざるを得ません。チェスや将棋に『裏技』はありません。

※ルールの覚え方を手抜きする技や、意表を突いて初級者が中級者に勝つ技といった意味を除く。
※店の人と親しい『特別な客』であることを周囲に見せつけて威張る人のように、「自分は『裏技』を知っている」といって威張る人がいた。『裏技』の内容はどうでもよかった。
※「舞台裏」や「裏方」という言葉の『裏』と同じ意味。「自分は“事情通”である(舞台裏のようすを知っている、裏方の仕事をしたことがある)」といって威張る(?)言い方でもあります。
※BASICで書かれたゲームのプログラムが載ってる本や雑誌を見ながら入力する時代にはゲームのプログラムがぜんぶ見えているので『裏技』は存在しえなかったのです。ゲームのプログラムがぜんぶ見えていてなおおもしろいゲームこそ、おもしろいゲームだと思います。

「7つの小枝」といいながら「7つ」より多いように見えるのですが

日本語の「五色に輝く」という言葉にある「五色」は色が「5つ」あるという意味ではありません。どこからどこまでを「1つ」とするか決めかねました。比ゆ的にいえば、方角を「8つ」と考える細かさで「A列車で行こう9」というゲームの中の「ダイヤ」を考えるとして、いま自分が見ている向きのほかに「7つ」、自分には思いもよらない向きからの考え方があるのだとイメージするのがよいでしょう。そのくらい、自分にとっての“盲点”はずっと“盲点”のままになるものです。「七味唐辛子」は10種類の薬味から「7つ」を採る「組合せ(数学)」だといいます。「七味唐辛子」も「組合せ(数学)」も知っていても、「七味唐辛子」が「組合せ(数学)」だという『組合せ』は“盲点”なのです。日本語には「七光り」という言葉があり、東武野田線には七光台という駅がありますが、同時に「黒光り」という言葉すらもあるといいます。なお、「コツ」は国府津駅の電報略号(電略)です。

ゲームなのだから好きなようにすればいいのでは

いいえ。本物の鉄道各社の手を煩わせて許諾を得た実在の車両が登場する作品ですから、相応の労力をもって本物の鉄道のダイヤをよく理解した上でゲーム内でのダイヤ設定に臨むのが礼儀というもの。販売上も「リアルさ」がアピールされていますので、そこにも応えたいと思いました。大多数のプレーヤーはゲーム以前に、日常生活の中での鉄道の利用を通じて、あるいは鉄道趣味を通じて、多くの知識を得ています。本作のプレーヤーの中では少数の特殊な人々だとは思いますが、そのような機会や動機がないまま「A列車で行こう9」というゲームをプレーする人(鉄道をよく知らない人・興味がないのにプレーさせられる人)には、ここで知識の確認をしてもらいたいと思います。その上でどのようなダイヤにするのかは好きなようにすればよいのですが、知識を得ようともしない粗暴な態度をとれば社会的な信用を失いますし、知った上ででたらめをする(わざと逆のことや禁じ手の類、不謹慎な表現をしてみせてPVを稼ごうとする)のは社会通念上、許されません。

※そんなことでPVが稼げると思ってしまうのは誤解や錯覚にすぎない。情報流通が非対称だった「マス」の時代が終わり、客の目は非常に肥えている。

8年分のぼやき

このページの内容を理解したあとにしたくなることは1つ。「最初から全部やり直す」こと。わたし自身もそうだったのですが、「A列車で行こう9」のゲームシステムをまったく理解しないまま好きなように線路を引き、好きなように列車を走らせたマップは、ゲームとしてはゲームオーバーに、マップコンストラクションでは自動発展がうまくいかないというかたちで、とにかくいずれも行き詰まりました。もちろん、ここでいう「ゲームシステム」とは、ソフトの操作方法やダイヤの設定方法といった表面的なことではありません。「A列車で行こう9」というゲームの中で、列車の収支はどのように決まり街の発展はどのように起きるのかという「ゲームの全体像」です。

じぶんはマップコンストラクションが専門で自動発展も使わないという人も、じぶんには関係のない話だとは思わないでください。じぶんがよかれと思って走らせた列車の乗客数がさっぱりで大赤字なのでは、いくら俗に資金無限モードと呼ばれるマップコンストラクションとはいえ、非常に空しいものです。ひいては、じぶんはマップコンストラクションが専門で自動発展も使わないという人が自動発展を使わないのは、ゲームシステムを理解せずにマップをつくっているので自動発展をオンにすると激しく衰退してしまうからではありませんか。わたし自身もそうだったのですが、じぶんの勉強不足を棚に上げてマップコンストラクションが専門だなどと、よく言えたものです。

幸いにもシナリオマップ(ニューゲーム)は何度でも最初からやり直せます。マップコンストラクションでは、つくってしまったマップをなんとかしようとするのではなく、新しいマップをゼロからつくるのがよいでしょう。マップを好きなようにつくってからダイヤ設定を考えるという順番では、だめだったのです。「A列車で行こう9」というゲームのゲームシステムについて全部わかってから、全部のことに目配りしながらマップをつくらなければならなかったのです。このことがわかるまでに、わたしは実時間で8年もかけてしまいました。わたしの時間は帰ってきませんが、このゲームをこれから新しく遊ぶかたには、ぜひ最初から、このページの内容を理解してもらいたいと思います。

いかのおすし

ゲーム「A列車」のダイヤ設定を理解するにはマニュアルの熟読あるのみ。他人頼りではダメ。学びのルール「質問厳禁・SNS厳禁」を自分で自分に課して一人で取り組みましょう。PCゲームでは「詳しく教えてあげる」「不要になったパーツを譲ってあげる」などと言って連絡先を尋ねたり非公開のSNS・チャットなどに誘いこむ事案があるといいます。高校生が他人に言われるまま海外に渡航させられるのは論外として、教えるふりだけして上達の邪魔をして依存させようとしてくる人には警戒してください。大型ショッピングモールの鉄道模型店は客の滞在時間を延ばす「にぎわい」の装置です。鉄道という題材に興味を示す子どもは格好のカモと見られてしまう現実があります。子どもだけで鉄道模型店に入り浸るのはゲームセンターに入り浸るも同然の危ないことだという認識が必要です。他人と金銭をやり取りしてはいけません。「撮り鉄」に誘われてもついていってはいけません。ゲーム「A列車」の名前を出していながらゲームと無関係にダイヤグラム(列車運行図表)を描いてみせるだけの動画が横行していますが、ゲームがうまく進むようにダイヤを組むのが大前提です。マニュアルや公式ガイドブックで説明されている内容なのに、自分で見つけた(自分が考案した)かのように威張る人がいても相手にしてはいけません。参考文献を挙げようとしない人を信用してはいけません。メーカー公式の情報に対して動画やブログは「従」。プレーヤーとして何をどう楽しみ、どんなダイヤにしたのかを自分の言葉で語るのがスジです。…ダイヤだけに。

鉄道模型の正規の販売チャネルは百貨店と家電量販店と町の模型屋(教材屋・タミヤのお店)です。正規品を扱っている店であっても、中古品と新品をごちゃまぜに売るのは非常に失礼な店だという感覚しかありません。鉄道模型のメーカーに流入すべき子どものおこづかいがレンタルレイアウトの料金に消えてしまうのはとんでもないことです。「A列車で行こう9」(PS4「A列車で行こうExp.」)の名前にただ乗りして収益を得る動画に対しては、わたしたちはそんな者のために本作を買い支えているのではないという憤りがあります。

ゲームを楽しんでいますか

質問回答サイトには多くの質問が投稿されていますが、ゲームを楽しんでいるようには見えないものや、動画やブログの「締切」に追われているかのような悲痛な質問すら見かけます。ゲームの楽しみに「締切」はありません。どのゲームで遊ぶのか、あるいは遊ばないのかは、SNSを通じて他人から命令されるものではなく、自分で決めるものです。自分で選んだからにはしっかり楽しみたい。いくらでも時間をかけて、1つずつ理解していって、少しでも長く「A列車で行こう9」というゲームを楽しんでいきましょう。

※PTAの人間関係を悪用して化粧品や下着ひいては保険を売りつけ、忘年会などを知人の店でやらせようとし、出身地や資産状況を聞き出し、名簿を名簿業者に売るような人は、スマートフォンもSNSもない(ただしFAXとコピー機はある)大昔から存在しています。何はさておきSNSを使わせようとしてくる人がいたら、そういう人なんだと思って距離を置くことです。特に、SNSを使わない人を悪く言う人がいたら、限りなくクロ。何を言われようとも関わってはいけません。

「A列車で行こう9」(PS4版「A列車で行こうExp.」)というゲームは、ひとりでじっくりこつこつ遊ぶのが大前提。他人よりすごいプレーをしよう・すごいマップを作ろうと思う必要はまったくありません。他人を笑わせようとする(『ネタ』を仕込む)必要など、もっとありません。自分を自分で満足させることが、何よりも優先です。ただ、あまり無防備に「(子どもが)まじめに遊ぶ」ようすを他人に見せることには別の危険性がありますので、保護者や教員など周囲の大人がよく注意しましょう。未成年者が自分だけで動画やブログを公開してしまったり、保護者の目を盗んで第三者の(成人の)力を借りてアカウントを開設して収益を得ようとしたりしないよう監督する責任があります。子どもが何をしているのかを、よく理解してください。

このように、大人としては先回りしてありとあらゆる心配をするものですが、もちろん「A列車で行こう9」(PS4版「A列車で行こうExp.」)というゲームの楽しさや遊びがいには、みじんも疑いはありません。子どもが電車をきらいになったりこわがったりしないで将来、首都圏での電車通学・電車通勤になじめるよう、大人もいっしょに楽しんであげてください。自分が子どものころの鉄道の話なども積極的にしてあげてください。大回り乗車にチャレンジするときはトイレの時間を含めた旅程表を作成して携帯させ、旅行を中断した場合にかかる最大の往復の運賃を払えるだけの現金を持たせてください。

小枝大枝(幹) ~ぼくらのダイヤ設定は7日間~

まとめ

ダイヤ設定 7つの小枝(コツ)
マップ全体をよく見渡して
【鉄道の収支は路線網で決まる】
小枝
1
列車タイプを完全理解せよ
「列車タイプ」は「運賃収入の係数」の違いと心得よ(単に定員と速度が違うだけではない)
ダイヤ設定「通過」「乗客対応」を駆使せよ:同じ線路に異なる列車タイプの列車をじゃんじゃん走らせよう
小枝
2
座標表示を使え
所要時間を計算で求めよ
いろいろな速度に変えてみよ
「ダイヤウィザード」を使っていいのはウィザードだけだ
都市の発展や人口をよく見て
【開発を促す&恩恵を受ける】
小枝
3
降車客を分けて扱え
「自動発展」をコントロールせよ(都市の開発は「公共」や「他社」に任せよ)
本業の鉄道部門に集中せよ(子会社の収支とダイヤは無関係)
小枝
4
隣町を使い倒せ
隣町からの乗客を特急列車で7000m以上運べ(隣町から直線で7000mの運行ルートをつくれ)
隣町には『人口÷200』の定員の列車を送り込め
隣町に送り込む列車は「連結」せよ
分単位で調整して同時発車を避けよ
スマートな設定を目指そう
【組みやすく&改正しやすく】
小枝
5
時刻表を作るな
12分間隔を目指せ
全列車に適用をうまく使え
「おおまかな運行計画」を簡潔に図示せよ:「箱ダイヤ」で考えよ・全駅全列車全時刻を書き下す必要はない
「ポイント分岐設定」「折返」こそがダイヤと心得よ:「個別発車」「個別分岐」を安易に使うな
ダイヤ設定「発車時間」の「発車間隔時間」を駆使せよ:「時刻表」要らずのシンプルなパターンダイヤをつくれ
小枝
6
小枝
7
小役人出世術
プログラマー心得」的なもの
【工学的見地×かけるJR会社法
その他の
小枝(コツ)
安易に私鉄ごっこをするな:いたってふつうのJRを勉強せよ
私鉄なのかすら考えない架空の鉄道で好き放題するな:いたってふつうのJRを表現してみよ
車内販売で小枝がなければトッポを買えばいいじゃない:ものごとを“好き嫌い”で決めないこと
小松菜思いつきで勝手な工夫をするな(最もふつうのやり方を追求せよ)
省略できることは省略せよ(正しく手を抜け)
ゲームシステムに即して考えよ(ゲームに用意された仕様はどんどん使え)

たったこれだけの「ダイヤ設定 7つの小枝(コツ)」を、あなたが理解できないはずはありませんし、暗記できないはずもありません。中高生のゲーマーかアルバイトの大学生が適当に書いただけのウィキをうのみにすることがあってはなりません。マニュアルを読んでゲームシステムを理解することは他人任せにはできない、誰もが自分でやるべきことです。何かを「理解する」とは、そもそもそういうことではありませんか「ダイヤ設定 7つの小枝(コツ)」が「7つ」なのも、無理に単純化せず、複雑なものを複雑なまま「理解する」ためです。「ダイヤ設定 7つの小枝(コツ)」は暗記してしまうでしょうが、実際に「ダイヤ設定 7つの小枝(コツ)」を使う場面では「7つ」どころではない「コツ」を思い出したり調べたりしながら使っていくことになるのです。

「攻略法は人それぞれ」という言い方をするのは終わりにしましょう。自分勝手なことをせず公式ガイドブックとマニュアルに従って取り組む限り、必ず誰もが同じ結論に到達します。無理やり「人とは違うこと」を言って人の気を引こうとするのでは反抗期の子どももいいところ。ゲームさえできればよいという短絡的な発想は避け、現実の鉄道や鉄道に関する社会の制度などに(子どものプレーヤーなどの)関心が広がるよう(大人として)後押しすることを狙いとしています。これを「説教くさい」といって怒るようでは、まだまだ子どもです。子どもに説教しなければならない身になってからが本物の醍醐味だとは思いませんか。

※「なになにする」形式のものを「小松」のところにまとめたかったが、小林まとめきれなかった。「7つの小机」「7つの枕木」のページも作りたかったが自重した。


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