A列車で行こう10 予想

【大予想まとめ】完全新作「A10」なるか無料版:忘れ物は都営地下鉄/究極の『土木ゲー』を目指せ/台風10号みたいな名前のゲームとは。

DATT-A9DARX炙りアワー

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翻訳結果についてのおことわり(in Japanese)

最終更新:2024年11月9日


  1. 忘れ物は都営地下鉄
  2. 究極の『土木ゲー』を目指せ

A列車で行こう10 予想

大予想「A列車で行こう10」(A10)とは

「もはや完璧となったファイナルの次のA10(?)は全く予想できない」とは、まったくのごあいさつ

「A列車で行こう10」(A10)への期待
パンタグラフ 予備パンタ(下ろしたパンタグラフ
鉄橋・トンネル 寸法と形を正確に複線線路無
橋脚・架線柱 で使い分け
線路の種類 走行音や最高速度が変わるように
カント 車窓モードでカメラを傾ける方式
天候 強風や落雷の表現&をリアルに
運動方程式 列車の重さに応じた加減速と蛇行動
道路の交差点 全赤(クリアランス時間)の実装
道路の交差点 設定廃止(自動でオフセットも設定
自動車 内輪差・ブレーキランプを正しく
道路(その他) 制限速度交差点以外の横断歩道
踏切 ユーザーが制御点を任意に配置
発車メロディー ユーザーが音符で入力する方式
乗客発生 上り線と下り線を区別する方式
資材 消費されない資材置場(中継)
貨物列車 隣町から隣町への輸送(中継)
貨車 隣町や車庫で動的に両数を変える
資産税(貨車・気動車) 不要に(私有貨車や補助金を表現)
地下鉄(プロジェクト) 人口に応じた予算が使える別会計に
貿易 景気と取引量で価格が変動するように
ランドマーク ゲームモードでは建設撤去とも不可に
樹木(ゲームモード) 伐採禁止区域を設定できるように
地形編集(ゲームモード) 編集禁止区域を設定できるように
地下鉄・新幹線 長時間の車窓が楽しめる新たなモード
1000駅1000通り
鉄道車両 33都市網羅と遡及収録を
色彩設計・色指定 E653系の色信号機の光色
その他 コンテナ5個積・18m車を正確に
その他 透過反射の表現を

[ 画像でダウンロード ]

※「A列車で行こう10 予想」というGoogleサジェストがありますが、人の作品に対して「予想」という言葉を使ってはいけません。「予想」とは、台風の進路や景気など人が制御できないものに対して言います。作品は、作者が100%制御しきるものです。

単なる「あれが欲しいか」「そらやるぞ」で終わらぬよう

  1. 単にモノが登場するだけでなく
    グラフィックとゲーム性の有機的な結びつき

  2. ゲーム空間根幹をなす(車両や建物以外の)
    基本のグラフィックとモーションを徹底してリアルに

  3. 駅そのもの・列車そのものを(配置したらおしまいでなく)
    もっとじっくり楽しめる(手を加え続けられる)ように

至上の悦び「名前をつける」とは

金銀パールネーミングの鬼(自称)よりごあいさつ申し上げます。

詳細版(164件)はこちら


忘れ物は都営地下鉄

「車両キット2nd」で325車両を誇る「A列車で行こう9」(A9)に都営地下鉄車両が1形式も入っていないことをご存知でしたか。タイトルの「A列車」は地下鉄「グループ色」には東京の地下鉄全路線のカラーが用意されているのに車両がない。まったくのごあいさつとしかいいようがありません。あまりにも不自然なので、よもや都営地下鉄は古くて暗くて混んでいて嫌いだからというメーカーの人の個人的な恨みで収録されていないのではないかなどと勘ぐってしまいそうになります。あるいは都営地下鉄の沿線では住宅事情がよろしくないので「A列車で行こう9」をプレーできるようなタワー型の大きなPCを持つ顧客は見込めないだろうということなのでしょうか。

わたしたちは目先のものに奪われそこにないものについて(なにがないのかを)考えることができなくなりがちです。325車両もあるのに都営地下鉄の車両が1形式も入っていないとは思ってもみようとしません。収録された車両と、じぶんが知っている車両だけを気にして、どんな車両が未収録なのかを網羅的に調べようなどという面倒なことはしたがりません。ましてや、じぶんが好きな車両のことしか考えず、このソフトが全体としてどんな車両のラインアップになっていればよいのかといったことなど考えようともしません。悪い意味で、わたしたちがこうだから都営地下鉄が未収録のままなのだともいえます。このメーカーは応えやすい要望にはよく応えるので、わたしたちが変わればソフトは変わります。たぶん。

未収録車両一覧はこちら


究極の『土木ゲー』を目指せ

日本語では「土木工学」ですが英語では「シヴィル・エンジニアリング」。岩倉使節団の一員だった久米邦武の当初の認識のように、「土木」といえば「ショベルカーやダンプカーなどの建設用の重機(建機)」あるいは「土と木で堤防や橋をつくること」という即物的なイメージしか持たない人は現代でも多いでしょう。市民の生活が成り立つように社会資本を整備すること、それによって市民による社会を成り立たせること。ゲーム「A列車で行こう」シリーズが取り上げるテーマは、実はシリーズの第1作から一貫して「原野を貫く遠大鉄道の敷設」でした。演出や設定は作品ごとに変遷していますが、線路を直線距離で遠くまで引くことにインセンティブを与えるコンセプトは変わっていません。その最初期に活躍するのは民間資本ではなく屯田兵や工兵隊。戦うべき相手は人間ではなく、むき出しの厳しい自然だったのです。囚人が動員された歴史もあります。「シヴィル・エンジニアリング」とは、逆説的ですが『市民ならざる者』という外的な視点から遂行されるものなのです。PS4版「A列車で行こうExp.+」の初回版に同梱された「攻略サポートガイド」の「解決してあげましょう」「人々の生活をデザインしましょう」という1節は、あながち荒唐無稽とも言い切れません。鉄砲は種子島に伝来しましたが、第九とソーセージは習志野に伝来しました。株式会社アートディンクの創業の地でもある習志野には、いまでも学ぶべきことがたくさん眠っているとは思いませんか。

受け売りの『コピペ予想』で留飲を下げてしまうべからず

ネットの掲示板やSNSでは、いわば会話の潤滑剤としてゲームの新作の『予想』が語られます。こうした場ではあくまで会話が弾むことが目的なので「予想」としての厳密さや網羅性は問われません。ただ、そのような『予想』を子どもがうのみにしてしまう場合があるので、よく注意してあげてください。「このゲームについて何か話題にしたい!」というせっかくのモチベーションが、いつかどこかで何度も言われているようなことの受け売りだけで浪費されてしまうのは大損以外の何物でもありません。

「モノレールが欲しい」「曲線勾配が欲しい」「4車線道路が欲しい」は同時に考えるべき

  1. 「モノレール」は軌道の種類が異なる ⇒ 「新交通システム」のほか、「路面電車」も既存の線路とは別の軌道を敷設させる仕様に刷新してはどうか(軌道の種類を増やすだけで大仕事なのだから、増やすならほかの種類も同時に実現を)
  2. 「300列車・300自動車」という硬直的でごちゃ混ぜな上限 ⇒ 200列車・100自動車のほかに、「モノレール・新交通システム」を50列車まで、「機回し」の設定を行なう「機関車けん引列車」を50列車まで(「機回し」の設定件数を50件までにする・貨物列車の上限を厳しくしてゲーム性を保つ)、数が多くなる「路面電車」は単独で100列車まで、「自動車」は200台のほかに、自動で出現する「NPV」が最大5000台とするなど(「モノレール」は道路の渋滞に対応する施策だから、ゲーム内の道路が実際に「NPV」で渋滞する演出がないとうそっぽくなる)
  3. 「併用軌道」が実装に至らないのは線路(バラストの厚み)と道路(舗装面)の高さが異なるから ⇒ 既存の線路敷設の仕様はそのままで、道路と同じ高さで「路面電車」の軌道を敷設するようにすればよい(既存の線路とはつながらなくてよい)
  4. 「モノレール・新交通システム」「路面電車」の軌道は急曲線や急勾配 ⇒ 既存の線路についても曲線と勾配に関する仕様を見直す契機になる(曲線と勾配を別々に考えるのでなく同時に考えると「曲線勾配」が実装できる)
  5. (道路と同じ高さの「路面電車」を実装するとなれば「バス停」との整合性を考えることになるだろうが)「バス停(引込)」があるのだから「4車線道路」はすぐできる ⇒ 交差点は「転車台」や「立体交差」(インターチェンジ)と同様に「交差点(4車線)」という新たなパーツを設置する方式で実現可能だろう(この考え方で「五差路」も実現可能)・「路面電車」の車庫は「バスターミナル」と同じ実装で実現可能しかも設定が簡単なものにすることができる(乗降しない「バス車庫」の追加も視野に入ってくる)

「橋脚」「トンネル」「信号機」「踏切」「架線柱」など、実装はされているが仕様(動作や外観)に不満があるものについて、何も考えなくなってしまうことがないよう注意してください。『仕様』という言葉を、客の不満を封じ込めるために使うのはやめてください。「プロジェクト」の「新幹線」の線路に「架線柱」が付かないことが指摘されているのを見たことがありません。

あなたの「予想」に対して何か反応してくれる人がいたなら、どんな反応だったとしても喜ぶべきです。興味のないことに反応する人はいません。


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(このページの初版公開:2020年4月29日、要望24の初出:2019年4月1日、要望16の初出:2020年1月27日、要望12の初出:2020年7月1日)



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