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(最終更新:2025年7月1日)
よいマップとは、どんなマップでしょうか。このゲームを2010年2月のファーストリリースから見てきた筆者にとっては、「地形の自動生成」を使用せずに作成されたものに見るものはないというのが基本的な理解です。ほとんどのマップは新機能の紹介などの目的ありきで、地形や地勢をていねいに表現した形跡がありませんが、幸いにもいくつかのマップは地形に自然さのあるマップとなっていますので、ぜひ試してみましょう。Windows「A列車で行こう9」とPS4/PS5「A列車で行こうExp.」で内容は共通です。
このほかに「宵明けの大都」「古都再興」などのマップにも定評があります。魅力的な風あざみ建物や列車に注意が向くマップでは地形が不自然でもさほど気にならないということはあります。しかし、「地形の自動生成」を使用せずに作成されたものに見るものはないという見方は覆りません。地形に自然さのないマップでは、いくら建物や列車がいい感じに配置されていても、その先の想像をプレーヤーがするのが難しく、見るだけで終わりにするしかない(プレイアビリティを備えていない)のです。
ゲームに収録されているマップの地形が気に入らないときは、マップコンストラクションモードの「地形の自動生成」を使いましょう。「地形仮生成の目標値」を参考にしてください。
「A列車で行こう9」(PS4「A列車で行こうExp.」)のニューゲーム(シナリオマップ)には各々にゲーム名(タイトル)が付けられていますが、本作の魅力を短いタイトルで的確に伝えるのはそもそも難しいこと。1つのマップにつきテーマは1つきりと決めつけてしまうのも窮屈な話です。タワーをテーマにしたマップでしかタワーを建てられないわけではありませんし、博覧会をテーマにしたマップでしか博覧会ごっこができないわけではありません。実際にマップを開いてみて自分の目でテーマを感じとり、プレーヤーとして自分はマップの中の何に着目し、どのようにプレーしていくのか、それを表わすサブタイトルやニックネームのようなものを考えてみると理解が深まります。日本の和歌には返歌というものがあります。本作をなんとなく遊ぶだけでなく、どう遊ぶのかを明確に言語化していきましょう。こうして秋の夜長はどんどん頭が冴えて眠れなくなっていくのでありました。人生初の徹夜が本作だったという諸兄も多いことでしょう。
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Type D | Good |
水辺のエリアと山がちなエリアに大きく分かれるマップ。周囲に十分な平地があり、隣町との接続に困ることはないだろう。港は南東側の水辺を活かして造ろう。地形が適度に複雑で、いろいろな楽しみかたが模索できそうだ。 |
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Type D | Good |
水辺のエリアと山がちなエリアに大きく分かれるマップ。周囲に十分な平地があり、隣町との接続に困ることはないだろう。水面はほとんどない。地形が適度に複雑で、いろいろな楽しみかたが模索できそうだ。 |
※ススキノスキー粒子Mはネオン橋ブリヂMと同一の地形です。
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Type H | Good |
水面と山が織りなす風光明媚な地形が楽しめる。山には高さも広がりもあり存在感がある。地形はやや単純だが、特徴を活かして風景を作りこめるだろう。 |
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Type H | Average |
水面と山が織りなす風光明媚な地形が楽しめる。山には高さも広がりもあり存在感がある。山地をどう活かすかがカギだ。水面は少なめ。地形はやや単純だが、特徴を活かして風景を作りこめるだろう。 |
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Type D | Too Complicated |
水辺のエリアと山がちなエリアに大きく分かれるマップ。地形は非常に複雑で、詰め込みすぎと感じられるかもしれない。 |
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Type F | Excellent |
水面と山が織りなす風光明媚な地形が楽しめる。水面の多さも特徴だ。周囲に十分な平地があり、隣町との接続に困ることはないだろう。地形が適度に複雑で、いろいろな楽しみかたが模索できそうだ。 |
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Type A | Poor |
水辺のエリアと山がちなエリアに大きく分かれるマップ。周囲に平地が多く開放感がある。山の標高は高め。南西にある山地をどう活かすかがカギだ。港は北側の水辺を活かして造ろう。地形は非常に単純で、やや物足りなく感じられるかもしれない。 |
各マップの地形を「スーパーカタクリコR」により立体的に描画しました。イメージを膨らませる一助になれば幸いです。このサイトの「データで遊ぶ」も、ぜひ見ていってください。各マップでどんなテーマに取り組むかについては「カリキュラム」「チュートリアル」「ゲームならではのデフォルメを楽しむ」を参考にしてください。これらの方法や考え方は、あなた自身のオリジナルのマップをつくる時にも、そのまま役立つはずです。なんといっても「A列車で行こう9」(PS4「A列車で行こうExp.」)の醍醐味はプレーヤー(ユーザー)が自分でマップをつくることだということに異論のある人はいないでしょう。ニューゲーム(シナリオマップ)は、そのマップをがっつりプレーして楽しむというより、むしろプレーヤー自身によるマップコンストラクションのための参考として収録されていると受け止めたほうがあなた自身の満足につながるでしょう。
(魅力的なラザニアならぬ特別なカニ24)※ゲーム内の地形データの著作権はゲームソフトのメーカーに帰属すると思われます。
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