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小一時間で初心者卒業。大人のA列車。ゲームならではのデフォルメを楽しむ。(初版公開:2020年10月6日、最終更新:2021年1月20日)
マップコンストラクションでは、どこにどのように線路を引くのかを決めるのはあなたです。だからといって、いきなり「いわゆる路線図」を描きながら路線をつくってはいけません。
「A列車で行こう9」では、「隣町」を使うとうまくいくからそれを使う、「列車タイプ」を使い分けると巨額の黒字を目指せるからそれを使う、「連結」を使うとかっこいいからそれを使う、といったゲーム上のモチベーション(ゲームの中でやってみたいと思うこと)がいろいろあります。これを盛り込んで路線網をつくっていくと、現実の鉄道より複雑で、妙に都合のいい路線網ができてしまいがちです。現実にはめったにないような『特急銀座』になるかもしれません。
何をどのくらい、現実より大げさに表現するのか、どこは現実のようにつまらなくしておくのか、というデフォルメは、あなた自身が判断して決めなければいけません。マップによって、取るべき方針が違うのは当然ですが、1つのマップの中では、一貫した方針を定めて、しっかり守るようにしましょう。
※何を隠そう、そのようにしてマップが1つたりとも完成したことがないのは、わたしである。
だからといって、新しく試すこと(不慣れなこと)をいきなり新しいマップで取り組むのは失敗のもと。履きなれた靴でいろいろなことを試すためのマップと決めたマップを1つ用意しておいて、試すのはそこで、というのがおすすめです。試してみたいことが1つ出てくるたびに毎回、テンプレート「平地」で試しているのでは、ほかのこと(じぶんがすでに習得したテクニックなど)との関連が見えず、視野が狭くなりがちです。試合形式で(それまでに習得して表現した)だいたいできているマップの中で試してこそ(事前に試すということの)意味があるのです。
【豆知識】歴代の「A列車で行こう」シリーズでいう「マップコンストラクション(マプコン)」とは、いわゆるスーパーマリオでいう「マリオメーカー」である。「A列車で行こう」シリーズが現在よりもゲームじみていた時代に、本来は編集できない「マップ」(スーパーマリオでいう「ステージ」)を、別売りの「マップコンストラクション」を購入すれば特別に編集させてあげるから喜べ、という上から目線なものだったのだ。それはさておき、テンプレート「平地」にすべて手作業でマウスで手作りした地形データより、地形の自動生成だけでつくった地形データのほうが読み込みや表示が速いということはないだろうか。もしそうなっていないなら、そうしてもらいたいものだ。
「築堤」と「トンネルの坑口」のために必要最小限の地形編集をするのはしかたありませんが、地形編集を加えてしまうと、もとの地形(「地形の自動生成」で生成された地形)には戻せなくなります。平地につくった「築堤」はなくすこともできますが、「トンネルの坑口」をつくるために山の地形を編集するのは、絶対にそこにトンネルをつくると決めてから(それが最も合理的だと判断してから)にしましょう。
「A列車で行こう9 時刻表」という検索でこのサイトを訪れたあと、さらに不服そうに「A列車で行こう9 時刻表データ」という検索で、やはりこのサイトを訪れたひとがいました。実際の鉄道の時刻表をネットから取ってきてゲーム内に貼り付ければリアルになるとでも考えたのでしょうか。とんでもない話です。…と思ったら、「OuDia」のページに「OuDia は、鉄道の時刻表データをもとに、ダイヤグラム(列車運行図表)を描画するソフトウエアです。」と書かれていました。わけもわからずに「OuDia」をインストールしたけれど途方に暮れたひとがネットで探してまわる「時刻表データ」とはなんでしょうか。そんなものはありません。(あってはいけません。)「A列車で行こう9」では、あなた自身がじぶんのマップに引いた路線網のダイヤ(運行計画)をゼロからつくるのです。糸井さんのサイトで「スジ屋」を読んでから、「おきらく娯楽工房」さんのサイトで、例えば埼京線の施設とダイヤを勉強するとよいでしょう。
このサイトの「ダイヤグラム総合」も読んでください。
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