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[ 攻略 - A列車で行こう9・Exp. ]

ダイヤ設定のヒントとテクニック


  1. 時間帯により「発車間隔時間」を使い分ける
  2. ポイントの「時間指定」を応用する
  3. 「運行予定」は操車場(車庫)で使おう
  4. 「運行予定」と「連結」を組み合わせて使う
  5. 「ホーム据え付け」の時刻を揃える
  6. 「発車間隔時間」で2つの発車時刻を指定する
  7. 「縦列留置(押し込み)」「入換」を楽しもう
  8. 「連結」を組み合わせて使う
  9. 「停車時間」に違いをつけてみよう
  10. 折返しで種別が変わるダイヤを組んでみよう
  11. 単線区間のダイヤを「到着待」で組んでみよう
  12. 「到着待」を応用する
  13. 運転停車を活用しよう
  14. 方向により「巡航速度」を変える
  15. 「定速」「抑速ブレーキ」を表現してみよう
  16. 機関車の「単機回送」「補機」「重連」を楽しもう
  17. 「機回し」と「編成の向き」
  18. 「高速線路」と「編成の向き」
  19. ホームの停車位置
  20. 「運休」の使い方
時間帯により「発車間隔時間」を使い分ける/ポイントの「時間指定」を応用する 「運行予定」は操車場(車庫)で使おう/「運行予定」と「連結」を組み合わせて使う 「ホーム据え付け」の時刻を揃える/「発車間隔時間」で2つの発車時刻を指定する 「縦列留置(押し込み)」「入換」を楽しもう/「連結」を組み合わせて使う
「停車時間」に違いをつけてみよう/折返しで種別が変わるダイヤを組んでみよう 単線区間のダイヤを「到着待」で組んでみよう/「到着待」を応用する/運転停車を活用しよう 方向により「巡航速度」を変える/「定速」「抑速ブレーキ」を表現してみよう 「機回し」と「編成の向き」/「高速線路」と「編成の向き」/ホームの停車位置/「運休」の使い方

ダイヤ設定に関わるA列車で行こう9・Exp.の機能を「コマンド(関数)」としてとらえ、うまく組み合わせて思い通りに列車を運行しましょう。初心者でも達人でも使うものは同じ、ゲームモードでもマップコンストラクションモードでもすることは同じです。

(図版の初出:2024年1月11日)


ダイヤ設定の「初級」「中級」「上級」とは

すももコース

初出:2019年7月1日)


最初の列車を走らせる手順

やみくもに検索エンジンや動画サイトに頼るのでなく製品のマニュアルを読んでください文章での説明を理解できない人が動画を見れば理解できる(「動画ならわかりやすい」)というのは誤った幻想です。高度な製品のマニュアルでは『いわばマニュアルの読み方のマニュアル』とでもいうべき「本書の使い方」という章を冒頭に設けてあるものもあります。少なくとも索引はついているべきです。「マニュアルを読め」と助言するのもよいですが、そもそも「そのマニュアルは『よくできている』(コストをかけてマニュアル制作の専門家の手で作成されている)のか」をシビアに問うことも必要でしょう。

A列車で行こうExp. オンラインマニュアル

購入直後、製品に触らないうちに(つまり実際の感覚などについて何も実感がないうちに)マニュアルを一読しただけなのに「マニュアルならちゃんと読んだ」と言い張る人がいるといいます! 本人は本気で「マニュアルをちゃんと読んだ」と思い込んでいるので喧嘩になります! どうしたらいいのでしょうか!!

配線略図を指でなぞりながら考えよう

実際の鉄道会社でプラレール®を手で動かしながら考える指令員の講習があるといいます。机の上の机上紙の上の紙上に路線を再現して、体の感覚で体感できる状態にしてからトレーニングするのがコツ。本物の線路を端から端まで指でなぞることは現実的ではありませんが、配線略図なら、それが可能なのです。指でなぞることができる大きさ(小さすぎず大きすぎず)の配線略図を自分で書いて自分で使いましょう。

※「聴衆の注意を引いたらしい」とは、むきになってそこだけに反論するコメントが殺到したようすを想像させられます。知識をアップデートするために講演を聞くのに「自分が知ってる知識と違う」と怒るのでは話になりません。講演を聞く前に「講演の聞き方」を聞く必要のある人がいるのです。

どこで聞いたのか「A列車するならOuDia!」という話をうのみにして「OuDiaというフリーソフト」をわけもわからずインストールして途方に暮れる人がいます。OuDiaを使う人にとっては常識ですが、ダイヤグラムを描くより前に配線略図を書かなくては話になりません。自分では何も考えずに「A列車で行こう9 ツール」と検索する人が非常に多いといいます。「ツール」という言葉を「アプリ」あまつさえ『宿題お助けソフト』の同義語だと思っているようですが、それは違います。「考えるための方法」の1つが「配線略図を書く」であり、「配線略図を書く」という「方法」こそが『ツール』なのではありませんか。

線路は左側通行です。左側通行だとわかっていれば、山手線の「内回り」と「外回り」の区別が「左手を前方へ」「右手をむこうから自分のほうへ」動かす手の動きという体の感覚で体感でわかります。駅構内は駅本屋のある側から1番線です。いかにも複線化してくださいといわんばかりの「文明開化の薫る街」では、駅-003に4番線を、駅-002に3番線を、駅-004と駅-001に2番線をつくってあげましょう。その上で、駅-001は「1線スルー」化することにでもいたしましょう。「砂浜とウォーターフロント」では運行系統を分離して使用車両を分け、駅-008の構内を実用的な配線に改良するのが最初の目標になるでしょう。ゲームモードでの「攻略」としては、施設を無駄に改築するのは避けたいところ。駅-010は渡り線を新設して1番線と4番線で折り返し、2号ホーム(2番線と3番線)は臨時ホーム特急ホームにするのがよいでしょう。

A列車で行こう9・Exp.のデフォルトの駅名は数字です。この数字は駅を設置した順になっており、マップの作者の考えを示唆してくれる貴重な情報の1つです。

「砂浜とウォーターフロント」の駅-010は、マップの原作者とは別の人が勝手に付け足したでたらめな駅(わざとでたらめにするためにそのようにした駅)なのかもしれません。マップに最初からある線路や駅のぜんぶをぜんぶそのまま絶対視しすぎるのもよくありません。失われた原作を復元するつもりでマップの本来の表現や意図を見定め、明らかにおかしなところは直しましょう。

「大都市構想」では、いかにも建設の途中という感じのあざとい線路が敷かれていますが、ルートや駅の立地には納得感が乏しく、白紙に戻してゼロから路線網をつくりたくなるでしょう。


逆引き(やりたいことから探す)

1分単位のダイヤ
快速運転(優等列車)
速度を変える
変則的な折り返し
入出区・増発(延長運転)
臨時列車・検測車
土休日ダイヤ(減便)
土休日通過/平日通過
ラッシュ時間帯
やりたいことどこで何を設定すればいい?
ダイヤ設定オプション詳細ダイヤグラムで「設定を列車、バス、トラックごとにする」「設定をホームごとにする」「ポイント設定で時間指定をする」を有効にする(※PS4版では設定不要)
1分単位のダイヤオプション詳細ダイヤグラムで「ホイールで1分単位の時間設定をする」(※PS4版では「1分単位の時間設定をする」)を有効にして時間設定の青いバーや時刻表示をマウスのホイール(※PS4版ではL1・R1ボタン)で操作する
快速運転(優等列車)オプション詳細ダイヤグラムで「乗客と貨物の対応を設定する」を有効にして駅のダイヤ設定「乗客対応」を設定する(途中駅では「乗車」にする)
速度を変える列車の購入速度を下げて購入速度制限標識を使う
変則的な折り返し駅の番線を増やす(「折返」の番線と「直進」の番線を使い分ける
入出区・増発(延長運転)ポイント分岐設定で「時間指定分岐」を使う(番線を使い分ける)
臨時列車・検測車オプション詳細ダイヤグラムで「運行予定日を設定する」を有効にして車庫・操車場の駅のダイヤ設定「運行曜日」を設定する
土休日ダイヤ(減便)減便する列車は車庫・操車場で「平日」のみ出区させる
土休日通過/平日通過平日と土休日で列車を使い分ける(速度も変えるとリアル)または「通常ダイヤ」を「平日」・「臨時ダイヤ」を「休日」として設定する
ラッシュ時間帯速度を下げて購入した列車を使う(入出区で列車を使い分けることで時間帯により速度を変える)

「時間設定」や「発車設定」などの自分勝手な検索をしてはダメ。公式のマニュアル(ヘルプ)を熟読しましょう。「駅のダイヤ設定」や「ポイント分岐設定」など公式の用語が正確に使われた信頼できる情報を探す習慣を。

※「時間拡張(実時間に対するゲーム内時間の進行速度)」が「450倍」などにされているゲームモードのマップでは列車の「発車時刻」を詳しく決めていくことは困難です。また、スケール「2:1モード」と「1:1モード」では距離や所要時間の感覚がまったく異なります。ダイヤ設定を楽しむには「時間拡張30倍」「1:1モード」のニューゲームを選ぶかマップコンストラクションモードで自作しましょう。特にこだわりがない場合は「テンプレート1:1」を開いて「地形の自動生成」を実行した後、オプションで「時間拡張30倍」「車両最大数200」を選びましょう。発電所、樹木、防波堤などはマップコンストラクションで配置しておきましょう。「創作ゲームに登録」するとゲームモードでプレーでき、港に船が来るようになります。ゲームのプレーヤーは人間です。人間のプレーヤーとしては「時間拡張」や「スケール」への『慣れ』が必要です。これと決めたら同じ設定を使い続けて習熟していきましょう。

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