大都市では踏切の警報音をJRと私鉄で変えてある。線路が並走する区間が多いからだ。ニュータウンで小学校と中学校が隣接しているときにチャイムが変えてあるのと同じだ。
[ in English ]
※翻訳結果についてのおことわり(in Japanese)
最終更新:2024年10月10日
[ A列車で行こう10への道 > 西武の踏切 ]
「A列車で行こう9」で西武の車両は充実している(※旧型車両を除く)けれど、「西武の踏切」(JRとは警報音が違う)がないというだけで沿線のファンからは総スカン[要出典]。結局のところ、だれも喜ばないものになっている。(警報音が違うのは西武だけではなく、例えばトミックスの製品では8種類の音が内蔵されている。私鉄の踏切とJRの踏切が近接しているが独立に設置される箇所が多いような私鉄ではJRと音を変えている。音は飾りではない。このほかに、ローカル線では驚くほど古いタイプのものが残っていることも。)
現在の「踏切」の実装を基本として(これでもいいというプレーヤーは難しいことをせずそのまま使える)、鳴動開始地点を『上書き』で任意の線路上に設定できる機能を追加すれば、現在のように簡単な操作で踏切が設置できる操作性を維持したまま、左右に遮断機のある踏切やリアルにゆっくり下りる遮断機という表現を追加することが可能である。
「速度制限標」と同じように線路に『吸着』する操作性で、こんなオブジェクトを線路際に生やす(効き目のある向きがわかるように=線路左側に生やす)という表現でよいだろう。「A列車で行こう9」では線路はパーツとして置かれているだけで、線路のつながりというデータ表現はしていないようだ。踏切から「距離を指定」するという操作は導入できないと思われる。それなら愚直に動作する動作点をプレーヤーの判断で好きなように配置させればよい(委ねればよい)。
駅のダイヤ設定との連携動作もできるとよい。列車の停止位置の先にある踏切が、列車が駅に入る時点では閉まらず、発車時刻が近づいたら踏切が閉まり、踏切が閉まると列車が発車できる、という流れだ。このような実装を目指すとすれば、「出発信号」の実装と同時に考えることになる。(「出発信号」についてはプレーヤーには操作させない内部的な処理に留めると判断した場合でもなお)踏切だけを考えるより洗練された実装になるだろう。そして、実際にコードを書く前に仕様が洗練されることこそが、実装のしやすさを担保するのである。リアリティにこだわりすぎだというような皮相的な判断をしてはいけない。ゲームのプログラムを開発しやすくするためにこそ実物をよく観察し、実物と同じように踏切と信号を同時に考えるとよいのだ。
ほかに載せるところがないのでここに載せておく。ATSのチャイムは鉄琴である。そもそも鉄琴をチャイムと呼ぶ。所定の材を計算式で割り出した長さに切断すれば自作できる。
こちらはベルである。USB接続で実物が鳴ってくれてもいいぞ!
[ バグ - 要望8 - 要望12 - 要望16 - 要望24 - なくしてほしい - 色がおかしい - 日本語がおかしい - 要望の考え方 - 車両の選び方 - 信号機 - A列車で行こう10への道 ]
(このページの初版公開:2020年4月29日、要望24の初出:2019年4月1日、要望16の初出:2020年1月27日、要望12の初出:2020年7月1日)
ARXのつまみ体操(94531)を見たと伝えるとスムーズです All Rights Reserved. ©2018-2024, tht. ご自由にリンクしてください