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このページの初版公開:2020年4月29日、最終更新:2021年3月5日
「A列車で行こう」シリーズでの「バス」は、廃止と復活を繰り返して、現在に至る。一貫したポリシーはないように思えてしまう。これではいけない。
「A列車で行こう」での「バス」には、それだけで完結したゲーム性やおもしろさを備えていてほしい。いわゆるひとつのミニゲーム(サブゲーム)の類になっていてほしいということである。また、DS版のように実在の列車が登場しないバージョンでは「車両の塗り替え」という楽しみがあったが、これはリアル志向のPC版とは相反することでもある。ならば「バス」で「塗り替え」をすればいいではないか。こうして秋の夜長はどんどんふけていくのであった。
現実のバス事業者について調べ、いわばデフォルメなしで「バス」という名のミニゲーム(サブゲーム)の類をフルセットで実装する場合の考え方を示したもので、ここから端折ったり、そういう概念は登場させるけれど本物通りの名前では呼ばないというような配慮を重ねることによって、子どものプレーヤーにも無理のないゲームとなる。
「A列車で行こう9」で「樹木」に何の効果もないことや、建物の種類が豊富ではあるが、特定の建物に特定の効果があるという実装ではないというところに物足りなさを感じて、こんなことを考えてしまった。都バスで飛ばせば笑い飛ばしてほしい。
「赤いバス」はきちんと赤くなくては「赤いバス」とは呼べない。「中古バス市場」その他を参照してほしい。
「バス」に限らず同じことが言えるが、「自分の地元を走るバスをゲームの中で飾りたい」「マップのいろどりに」といった即物的かつ自己中心的な動機で「バスの充実を」などと要望するようではお子さまもいいところだ。ゲームの外での個人的な満足感ではなく、その新機能や新要素を追加する利点がゲームの中で、プレーヤーの誰もが実感できないといけない。
「A列車で行こう」で、なぜ「バス」なのか。答えに詰まるようではだめだ。
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(要望24の初出:2019年4月1日、要望16の初出:2020年1月27日、要望12の初出:2020年7月1日)
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