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スペック - A列車で行こう9

秋の夜長に静かでクールな10万円くらいのデスクトップ型(タワー型)PC。モニターはsRGB。キーボードとマウスを使用してください。

最終更新:2024年10月10日


  1. 推奨動作環境(ロングラン)
  2. CPU内蔵グラフィックス(共有VRAM設定)
  3. 画質設定(バランス)
  4. 「OuDia」のためのモニター選び
  5. トラブル

画質設定(バランス)

「A列車で行こう9」の画質設定(環境設定)は、目的に応じて描画品質優先(静止画向き)とフレームレート優先(動画向き)の設定を使い分けましょう。むやみに全項目を最高にする必要はありません。環境設定は「A列車で行こう9」の起動前に行ない、設定を変えるには「A列車で行こう9」を再起動する必要がありますが、一部の項目(下表の*印)はゲーム内の「Option」メニューからもリアルタイムに変更できます。

テクスチャレベルGPUの性能に応じて(GPUの負荷に直結)
テクスチャフィルター異方性2倍
アンチエイリアスなし使っても美しくない(「なし」のほうがシャープで美しい)
HDR品質「車窓モード」でのトンネルの出入りなどでの明暗差の表現
パーティクル
VSync待ちあり描画を適当にサボってくれて負荷軽減
LODあり遠くの描画を雑にする
ブルームなし使っても美しくない
*動的ライトあり列車のヘッドライトに四角錐を付加
水面の品質ふつう
影品質環境設定ではベストにしておいてゲーム内で影をオフにして負荷軽減(スクリーンショットを撮るときのみオンに)
影解像度
なしたいしてリアルでない割にえらく負荷が高いという印象
*イラスト描画なし存在意義自体が不明

ハードウェアのスペックだけに頼らない

  1. DirectX9世代のゲームなので最新GPUを搭載しても活かしきれない(一定のところで打ち止め:それ以上の性能は無駄になる
  2. 「影」を常用するとVRAMが焼けると思え:スクリーンショットや動画を撮るときだけ使おう
  3. 「車窓モード」でほかの車両がカクカクする:あきらめよう

「A列車で行こう9」で「影」を常用するのは、高性能なビデオカードを搭載している場合であっても(なおさら)避けたいところ(※みすみすビデオカードの寿命を縮めてしまってもったいない)。「影」を描画したい場合、「影品質」が「低」では役立たずなので、環境設定では「高」にしておいて、ゲーム内の「Option」メニューでオンとオフを切り替えるのがおすすめ。

フレームレートの数字はあくまで目安

「A列車で行こう9」には、購入前に試せる「ベンチマーク」を兼ねた「ビュアーソフト」が用意されていて「フレームレート」を調べることができますが、これはまったくのごあいさつ。実際のゲーム内では、様々な要因でフレームレートは大きく変動します。常に60fpsをキープしていないと背後から撃たれるというゲームではありませんので、だいたい30fpsくらい出ていれば“御の字”としましょう。ゲーム内の「Option」メニューでも「カメラクリップ」が変更できるので、「車窓モード」を滑らかに描画させたいときは「カメラクリップ」の設定を最小(「2km」先まで描画)にし、遠景まで楽しみたいときは最大(「5km」先まで描画)にしましょう。

フレームレートが低いとマウスがうまく操作できない(カーソルが飛ぶ)

「A列車で行こう9」では、ゲーム内のメニューやボタン、情報表示のウィンドウなどもすべてグラフィックとして描画されていますので、フレームレートが低いとこれらの表示にももたつきが生じます。その結果、マウスでのポイントやクリックと画面表示との間にタイムラグが生じ、思ったように操作できないことがあります。こちらも、フレームレートがだいたい30fpsくらい出ていれば、あまり支障はありません。むやみに高いフレームレートを追求する必要はありませんが、操作性のために最低限のフレームレートは確保する必要があります。

「A列車で行こう9」の購入前に無料の「ビュアーソフト」を使って動作確認をするのは鉄則ですが、その「ビュアーソフト」が「起動しない」「強制終了してしまう」原因が「IME」(かな漢字変換)だった、なーんてことも。「A列車で行こう9」を起動したいPCでは「Microsoft IME」だけを使用しましょう。Windowsではインストールするソフト(アプリ)は少なければ少ないほどよく、OSに標準で含まれるものをなるべく使うのがよいのです。使っていないものや、ドスパラなどが勝手に入れてきた意味不明なものは、必ずアンインストールしましょう。(じぶんでよくわかっているものだけをホワイトリストで使いましょう。)

「連番キャプチャ」を活用しよう

ゲーム画面を動画としてリアルタイムでキャプチャするには高性能なGPUとCPUが必須ですが、低スペックのマシンでは「連番キャプチャ」という方法を使うことで、コマ落ちなしで最高品質のレンダリングが行なえます。「連番キャプチャ」では線路敷設や建物の建設などの操作中の画面や「車窓モード」をキャプチャすることはできませんが、カメラの滑らかな移動望遠レンズへの切り替え、列車などを追いかけるパンなど、通常のゲーム画面では使用できない魅力的な映像表現が利用できます。映画監督になったつもりでテクニックを駆使してみるのはいかがでしょうか。


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初出:2020年10月16日、10月25日は富岡製糸場


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