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小一時間で初心者卒業。ふつうのダイヤグラムをふつうに描いてみよう。(初版公開:2020年8月9日、最終更新:2021年3月6日)
※内容はPS4「A列車で行こうExp.+(エクスプレス プラス)」と共通です。
※「ゲーム時間の速度(ゲームの進行速度)」いわゆる早送りとは異なります。
マップコンストラクションでは自由に変えることのできる「時間拡張」ですが、特別な事情がない限り「30倍」を選ぶべきです。シナリオマップ(ニューゲーム)も「30倍」に統一してほしいものです。
時間拡張「30倍」は、「A列車で行こう9」当初の実装(「A9V1」)の中では最もゆったりした時間の流れを持つ設定です。これが実は最もバランスがよいのです。逆にいえば、ゲームの映像表現の根幹をなす、音楽でいえばテンポにあたるものを、好きに選べと丸投げしていることにほかなりません。これは表現者としてあるまじき、とんでもなく無責任なことなのです。ゲームの作者の責任として、「時間拡張」を設定項目(プレーヤーが変えられる項目)にしてはいけなかった、自信をもって最初から「30倍」に統一すればよかったといえます。
※「12倍」や「3倍」などでは、駅の停車時間が問答無用で長くなってしまい、細かく調節することができなくなります。交差点の信号などもめちゃくちゃです。「60倍」では、ゲーム内の時計の分針が1秒ごとに進むため秒針と紛らわしく、分針だとわかっていても見た目で煩雑に感じてしまいます。分針が2秒ごとに進む「30倍」がおすすめです。そして、「夜が来て朝が来る」とは、もちろんゲームの中でのことです。徹夜注意。
マップコンストラクションでは変えることもできる「スケール」ですが、特別な事情がない限り「1:1」を選ぶべきです。シナリオマップ(ニューゲーム)も「1:1」に統一してほしいものです。
スケール「1:1」は、「A9V2」で追加されたものです。このとき、従来のスケールは「2:1」と呼ばれることになりました。この呼び方がいけなかったのだと思いますが、「1:1」で止まらず、もっと線路を細かく引けるようにしてマップを広く感じさせる「1:2」「1:4」「1:8」「1:16」の実装も期待されるところです。「1:1」は、その呼び方とはうらはらに、何か究極のスケールということではまったくないのです。
スケール | ハイトバー | 公称広さ | 時間拡張 | 停車時間 | 加速 |
---|---|---|---|---|---|
2:1 (A9V1) | 20m単位 | 10km四方 | 30倍 | 1分単位 | 2.5秒 |
1:1 (A9V2) | 10m単位 | ||||
1:2 (未実装) | 5m単位 | 20km四方 | 30秒単位 | 5秒 | |
1:4 (未実装) | 2.5m単位 | 40km四方 | 15秒単位 | 10秒 | |
1:8 (未実装) | 1.25m単位 | 80km四方 | 7.5秒単位 | 20秒 | |
1:16 (未実装) | 0.625m単位 | 160km四方 | 3.75秒単位 | 40秒 |
※地形データの分解能や設置可能なオブジェクト数などは据え置きで、線路・車両・建物だけを縮小して描画し、ハイトバーとダイヤ設定の時間の調節の目盛りを細かくして、時計に秒針を追加し、時刻表示を秒までにする実装を思い浮かべてください。はい、できたも同然ですね。道路の交差点の信号は全自動(スケール・時間拡張に依存しない)にしちゃってください。はい、オッケーです。
「時間拡張」と「スケール」は表裏一体のものです。どちらかだけを細かくしたらアンバランスなのです。車両の加速にかかる時間が『2.5秒』(※列車タイプ「通勤型」の場合:この秒数は列車タイプごとに異なるだけで、巡航速度の違いにはよらず一定)に固定という挙動のまま「3倍ダイヤ」といって、どこがリアルなのでしょうか。せんせーはかなしーです与えられたものの中からどれがいちばんいいというのでなく、どうなっていればうれしいのかを自分で考え自分で発表できる人になりましょう。せめてほかの人の話をよく理解することです。マップを従来より広く感じさせる実装がなされないまま「時間拡張」だけが細かくなっても無意味だとおわかりいただけたはずです。
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