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(最終更新:2023年4月2日)
車窓モードで見て不自然に感じられるほど高い速度で走らせるのはやめましょう。特に、マップをつくったじぶんと他人では、速度の感じ方が違うことを知っておきましょう。じぶんがつくったマップのことをぜんぶ知っているあなたにとっては、次に何が見えるかなど予想ができているので、かなり速い速度でもついていけるでしょうが、あなたのマップを初めて見る他人は、何も予想できないまま、映像として見続けることになるのです。あまりにめまぐるしくいろいろなものが現れるのでは、疲れてしまいますし、せっかくの「見せ場」を見逃してしまうかもしれません。マップをつくったあなたにとってはこんなに遅いのかと思うほど遅くしておいて、他人にはちょうどよいのです。(楽器の演奏や作曲と似ています。じぶんだけだと、どんどん速くなってしまうのです。)
いくらジオラマを参考にするとはいえ、どの列車も同じような速度で延々と走り続けるというのはやめましょう。せっかく細かい設定ができるのに台無しです。列車の速度は、急行や快速を遅く、各駅停車を速くすると実感的です。
速度制限のある区間を強調して演出しましょう。現実の路線をモデルにする場合でも、速度制限の数字を現実の通りにするばかりでなく、ゲームの画面で実感的と思える速度をじぶんの責任で探り当てましょう。
機関車けん引列車は同じ速度を保って走ります。発車時も、電車のように加速するわけではありません。「A列車で行こう9」で機関車けん引列車を実感的に走らせたいときは、現実とは異なりますが、速度制限標識を使って速度を変えてあげましょう。
ただただ速度制限標識という線路際のアクセサリーを立てようとばかりするのでなく、その区間の歴史やストーリーを感じさせるように使っていきましょう。
(このページの初版公開:2020年8月9日)
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