PCゲーム「A列車で行こう9」で遊びながら学ぶ、Rのハローワールド。(最終更新:2024年12月3日)
片栗粉Rは、フリーの統計解析環境「R」を使って、地形データ(ハイトマップ)を立体感のある角度や光の当てかたで描画する方法です。この絶妙な設定値にたどりつくまでにかなり試行錯誤しました。
サンプルデータ | ひしめきM |
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エアポートM | |
メトロポリタンM | |
タ陽M | |
あかりM | |
エキスパァM. | |
三日月島MV |
「片栗粉R」のRスクリプト |
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myakari=data.matrix(read.table("clipboard",h=0)) # 256x256 z <- 0.5 * myakari x <- 10 * (1:nrow(z)) y <- 10 * (1:ncol(z)) par(bg = "black") # 背景色を黒にする persp(x, y, z, theta = 115, phi = 22.5, col = "white", scale = FALSE, ltheta = 283.95 + 90, lphi = 21.76, shade = 0.75, border = NA, box = FALSE) # プロットされた図を右クリックしてコピーや保存をします # (高精細な画像にするには図のウィンドウを最大化してから) |
【注意】PCゲーム「A列車で行こう9」は「地球の丸み」を表現しない。「A列車で行こう9」の地形データをGISや数値地図の可視化アプリなどに読み込ませるのは妥当ではない。Rのように愚直な3次元プロットを行なうのが正しい。あなたの学校や職場で数値計算や統計解析の商用ソフトウェアへのアクセスがあるなら、使い勝手やマニュアルが優れているのでまずはそちらを使ってほしい。なければRを使ってほしい。
ここでいう片栗粉とは、ガイドさんとあるく柱状節理を説明する演示実験の愛称です。東京・渋谷のカタクリコホットライン・ゴールドラッシュとは無関係です。
スーパーカタクリコRは、片栗粉Rのカラー版です。地形データの標高に応じて色を着けます。不必要に凝ったことはせず、フリーの統計解析環境「R」に組み込まれた標準の色を使います。
「スーパーカタクリコR」のRスクリプト |
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myakari=data.matrix(read.table("clipboard",h=0)) # 256x256 install.packages('plot3D') # これは最初に1回だけ必要な操作です library(plot3D) # 起動するたびに必要 z <- 0.5 * myakari x <- 10 * (1:nrow(z)) y <- 10 * (1:ncol(z)) par(bg = "white") # 背景色を白にする persp3D(x, y, z, zlim = c(-80, 240), theta = 115, phi = 22.5, scale = FALSE, ltheta = 283.95 + 90, lphi = 21.76, shade = 0.75, border = NA, box = FALSE, clim = c(-320, 260), curtain = TRUE) # プロットされた図を右クリックしてコピーや保存をします |
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