DATT-A9D A列車で行こう9で理数探究が楽しめる世界初のサイト「DATT-A9D」ここに誕生。
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小一時間で初心者卒業。大人のA列車。ゲームならではのデフォルメを楽しむ。(最終更新:2026年3月9日)
ゲームならではのデフォルメを楽しむ
- 距離感と位置関係のデフォルメ(現在の地図を明示的に使わない)
- 調和のとれたバランスのよいブレンド(大きな嘘はいいが小さな嘘はダメ)
- 学んだ知識を愛に変える道
事前知識
(さやカット)
(ヘッドホン推奨)
「専門用語」と「専門知識」はイコールではありません。「用語」を覚えるだけで本作の攻略が楽になったりはしません。本作における「専門知識」とは、本作のゲームシステムを徹底して理解することです。実在する鉄道に関する知識をいくら得ても無駄です。そこはテスト範囲じゃないという言いかたもできます。「用語を覚える」ことこそが勉強なのだと信じ、「用語を覚える」という単純作業にかけた時間をテスト前に同級生とくらべられっ子比べっこしては一喜一憂し、時間をかけて覚えた用語の数、ひいては「用語を覚える」のにかけた時間という物理量を指して即物的に「理解度」と呼んではばからない人には認識を改めてもらうことにいたしましょう。「直感」というのは、実はすごいことなのですよ。
「事前知識」という呼びかたは機械学習やAIの開発でよく使われます。「事前知識」は「基礎知識」でも「前提知識」でもありません。「事前知識」と呼ぶとき、「知っていて当然だ(なぜ知らないのか)」といった言外のニュアンスはまったくありません。これから料理を始めるときに材料をぜんぶ並べるような感じが「事前知識」です。また、「事前知識」は「予備知識」ではありません。「予備」つまり「ないよりはあるほうがよい」というニュアンスはありません。ここに並べた材料はすべて、いまから始める料理でぜんぶ使うのです。材料が1つでも欠けていたら料理は完成しません。
知識を愛に変える
(地形仮生成の目標値)
※2009年度の気分でPowerPoint 2007を使ってみました!(2010年3月末までは2009年度です。)
フルスクリーン表示に切り替えるには「F11」キーを押してください
(…キーだけに?)
「A列車で行こう9」では、「隣町」を使うとうまくいくからそれを使う、「列車タイプ」を使い分けると巨額の黒字を目指せるからそれを使う、「連結」を使うとかっこいいからそれを使う、といったゲーム上のモチベーション(ゲームの中でやってみたいと思うこと)がいろいろあります。これを盛り込んで路線網をつくっていくと、現実の鉄道より複雑で、妙に都合のいい路線網ができてしまいがちです。現実にはめったにないような『特急銀座』になるかもしれません。
調和のとれたバランスのよいブレンド
(資料性の高い動画に多謝!)
現在の地図を明示的に使わない
何をどのくらい、現実より大げさに表現するのか、どこは現実のようにつまらなくしておくのか、というデフォルメは、あなた自身が判断して決めなければいけません。マップによって、取るべき方針が違うのは当然ですが、1つのマップの中では、一貫した方針を定めて、しっかり守るようにしましょう。
- つくりかけのマップにあれもこれもと表現を付け足していくのは避けましょう
- 1つのマップをあまりにも長期間かけて作っていくのも避けましょう
- 何か新しいことを勉強したり思いついたりしたときは、新しいマップを作りましょう
- マップは何度でも何個でも作りましょう:「力作」や「労作」がほめられるとは、限らないのです
※何を隠そう、そのようにしてマップが1つたりとも完成したことがないのは、わたしである。
(…中山です?)
だからといって、新しく試すこと(不慣れなこと)をいきなり新しいマップで取り組むのは失敗のもと。履きなれた靴でいろいろなことを試すためのマップと決めたマップを1つ用意しておいて、試すのはそこで、というのがおすすめです。試してみたいことが1つ出てくるたびに毎回、テンプレート「平地」で試しているのでは、ほかのこと(じぶんがすでに習得したテクニックなど)との関連が見えず、視野が狭くなりがちです。試合形式で(それまでに習得して表現した)だいたいできているマップの中で試してこそ(事前に試すということの)意味があるのです。
- 「藍澤 祈」(2013年11月7日):
マイクロソフト・シンガポール内の日本アニメ大好き野郎どもが全力で愛を注いで作ったそうです。
※テンプレート「平地」にすべて手作業でマウスで手作りした地形データより、地形の自動生成だけでつくった地形データのほうが読み込みや表示が速いということはないだろうか。もしそうなっていないなら、そうしてもらいたいものだ。
目次
- マップコンストラクションでの「自動発展」
これぞ『RT』リアルタイム・シミュレーション。サンドボックスとは。いきなり路線図を描いてはいけません。いきなり私鉄をつくってはいけません。地形データとじっくり対峙しよう。
- マップコンストラクションとは
「創作ゲーム」として配布するつもりで、ゲームモードを意識してつくろう。「デフォルメ」「ゲームの仕様」「地形」について解説。
- ゲームならではのデフォルメを楽しむ
大きな嘘はいいが小さな嘘はダメ。学んだ知識を愛に変える道で調和のとれたバランスのよいブレンドを追求。
- ランドマークとは
「ランドマーク」と「シンボル」の違い。ケヴィン・リンチの「都市のイメージ」。
- 上を北に固定「サテライト」
ゲームの中で道に迷っていませんか? マップの平面図を正しく使うための基本的な考え方を紹介。
- シナリオマップでの線路の直し方
運輸政策研究所ほかの資料に基づき「路線網」「施設」「旅客と貨物」について解説。路線網構築上の制約条件を「地形」「都市」「鉄道」に即して考えます。
- リアルに見せるコツ『架空のJR線』
国鉄・JRと私鉄の違いを路線網のトポロジーに着目して徹底理解。マップの骨格となる「架空のJR線」の作り方から愛知環状鉄道まで。
- 複数の『架空の私鉄』をリアルに作り分ける
走らせる車両をとっかえひっかえするだけで満足していませんか。私鉄の情景を論理的につくる方法を紹介&高度経済成長期の地下鉄建設と複々線化を概観。
- 公団『架空の国鉄新線』で奥深さを
「新線とは」「鉄建公団」「電算化」「光ファイバー網」などを解説。路線の建設の経緯や事業主体の違いをゲームの中でも表現してみましょう。
- リアルに見せるカギ「実在の車両」の使い方
地形や路線網は「架空」にしても、ゲームに登場する車両は実在のもの。どんな情景が描けるのか、最新の「車両キット」「車両キット2nd」を含めて展望します。
- 地下鉄
プレーヤーが「地下鉄」を造りたい理由とは。「地下鉄とは何か」「どうすれば地下鉄らしく見えるか」をよく考えて「地下鉄」のムードを楽しもう。
- いろいろな車庫(車両基地)
車両基地の構成要素、駅構内の配線の種類、車両基地の立地とダイヤ、変電所とダイヤ。
- 路線図の描き方
路線図の目的を知ろう。「路線図に描かないもの」「鉄道会社以外が描く路線図」を紹介。
- A列車で行こう9・Exp.の遊び方
ゲームシステムを徹底解剖。「ひしめきあう街」~「混迷する交通都市EX」6つのマップで順番にマスター。豊富な図解、初歩のチュートリアルつき。
- ダイヤ設定のヒントとテクニック
プログラミングになぞらえてイメージする「ダイヤ設定」。配線略図を指でなぞりながら考えよう。
- ダイヤ設定 7つの小枝(コツ)
乗客満載で黒字! 七味唐辛子は組合せ数学! ダイヤ作成はゲームシステムの徹底理解から。【エキスパート御用達】
- マップ外接続(隣町)の楽しみ
都県境や複々線の情景を「高速線路」で演出。車両走行と運賃計算のバグを回避して楽しもう。
- オリジナルマップ量産化計画
「A列車で行こう9」初心者卒業の試金石は「地形の自動生成」アルゴリズムの癖を理解して活用できること。標準搭載の基本機能を無視するなかれ。
(このページの初版公開:2020年10月6日、「連絡設備費」の初出:2019年3月1日、『架空のJR線』の初出:2019年10月18日)
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