現代の水準で新規要望225件超。開発者も思わず納得の実装最短ルートを一挙展観。色覚多様性からアルゴリズムまで、かつてない硬派のA9V6待望論ここにあり。
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※翻訳結果についてのおことわり(in Japanese)
最終更新:2023年6月3日
「追加してほしい」ものだけが『要望』ではありません。「モノ」から「コト」へ。見えてきた“次世代”A列車。ユーザーのエクスペリエンスをデザインしてあげましょう。
「A列車で行こう9」の「要望」とは:過去にメーカーが「要望に応え」と宣伝したことから、なぜか「要望」といいます。逆説的には、現に実現されたものだけが「要望」ということになります。一般には「感想」「意見」といい、実現を相手方に「要求」するものではありません。「理由」や「自分の気持ち」を最大限に詳しく説明することが欠かせません。本来、ウィキのコメント欄やメーカーの公式ホームページのフォームにわずか数行で書ける内容ではありません。読む人がいてもいなくても書くという独立性も必要です。書けと言われて無理に書いた『要望』に形だけ応えるのは止めましょう。
「A列車で行こう10 出ない」と検索する人が非常に多いという最近のGoogleサジェストですが、ここで2018年4月に遡ってみましょう。「A9V5」が発売されることになろうとは思いもよらないまま作り始めたのが、このサイト「A列車で理数探究」でした。「A9V4」のときには「今回で終わり(かも)」という『閉店セール』じみた宣伝がされていたうえ、PS4への移植版「A列車で行こうExp.」がPC版をコンパクトにしたかたちで発売されたので、これがそのまま廉価版の旧作になって、小学生がじぶんで買える価格(※2,980円くらい)になってくれると思って、ある意味では最初から化石のような、新作ではないゲームをおじいちゃんちのレトロなパソコンで孫が末永く楽しむための“メモリアル”なサイトにするつもりでしたが、そのあとすぐ「A9V5」が発売されてしまったことと、折からの突然な「室内娯楽」ブームの影響もあって、意図せず現行製品にリアルタイムでつきあうゲーム攻略情報サイトの類になってしまいました。「A9V5」の発売延期のときには「より良い品質で届けるため」と案内するなど、かえって期待が高まってしまいます。この調子で過度な期待をどんどんしちゃいましょう! そして、このサイト「A列車で理数探究」に過度な期待はしないでください。
タイトル | 初回版 | 廉価版 |
---|---|---|
A列車で行こう4 for Windows | (1994年)18,480円 | (1999年)2,980円 |
A列車で行こう7(完全版) | (2005年)15,750円 | (2011年)3,990円 |
A列車で行こう8 | (2008年)10,290円 | (2023年)2,112円 |
小史億千万…ですわ!
「A列車で行こう」というゲームは源流では文系の人がPCを使ってBASICで書いたPCゲームですが、家庭用ゲーム機に移植されてから『本物の普及』を見るということが繰り返されてきました。据置型の家庭用ゲーム機版は1,500円、携帯ゲーム機版では500円まで安くなった例あり。PS4「A列車で行こうExp.」の10周年(2027年)には1,500円になるといいな。価格設定には非常に幅があり、本作を豪勢でデラックス(DX)なゲームだと思うかチープでワンコインでFNNでポニーキャニオン(CX)なゲームだと思うかが、人によってかなりばらけています。
※一般論としては、雑誌に投稿したらプログラムが掲載されて、読者は雑誌の購読費用だけでいろいろなゲームを遊べたので、ゲームのプログラムそのものには価格の概念がありませんでした。ROMカセットやカセットテープやCD-ROMという「ブツ」の実費が請求されているような気持ち。
価格が低ければ低いほど販売本数は膨れ上がるでしょうが、ゲームシステムも何も理解しないで
CRええ列車で行こうや侍ピコピコするだけの『安心毛布以下』に成り下がります。500円という極端なたたき売りになった3DS版では、特に顕著だと思います。付属校3DS版から入ってしまった人の傍若無人ぶりは惨憺たるものです。クラスメイトから忘れ去られたスポーツ特待生…もとい洞窟から出てこない龍が如く布団の中で小さな画面でピコピコするばかり。『A列車わーるど』の全体像が見えていないので、3DS版からのプレー歴の年数だけで先輩風を吹かせてしまうきらいがあります。価格を下げて獲得した客の質は、価格を下げずに獲得した客より低いと言わざるを得ません。だからといって、高ければ高いほどいい、なーんてことがあるわけもありません。「A列車で行こう4 for Windows」はコンパックのパソコンへのバンドル(プリインストール)で普及させ、普及後に評判を聞きつけて本作を単体で買おうとする人からは18,480円もぼろうという商売でした。実は「A列車で行こう4」がゲームソフトとして大ヒットしたのではなく、コンパックのパソコンが大ヒットしただけだったのです。おおかたの人には「パソコンを買ったらついてきた『タダソフト』」という認識しかなかったのです。※その昔、読売新聞がくれる巨人戦のチケットのようなものは「タダ券」と呼ばれていました。
DirectXの前夜、「PowerVR」を必要とした「A列車で行こう5」は14,080円からのスタートでしたが、初代PSに移植されていたおかげでPSPのゲームアーカイブス(ダウンロード版)では600円に。結局、高いのか安いのかわからないゲームソフトですが、そもそもソフトウェアというものは中身と価格が合っているのかわかるようでわからないものです。自作PCにじぶんでWindowsを入れようとすると高いなと思います。…Windows12が出るなら本作も数字を飛ばして「A列車で行こう12」にしちゃいましょうよ! いやいやいやいや!! やっぱり「A列車で行こう2024」でしょ。日本民営鉄道協会によりますと、同協会に加盟する会員社は72社だということです。
お名刺ちょうだいしちゃいます目指せ民鉄コンプリート。「A列車で行こう9」では既に半数ほどにリーチをかけていますから、決して無謀な挑戦ではありません。
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(このページの初版公開:2020年4月29日、要望24の初出:2019年4月1日、要望16の初出:2020年1月27日、要望12の初出:2020年7月1日)
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